宮城県青商会は、全国的にも早い時期の1996年10月に結成された歴史のある青商会だ。同胞数は4500人と決して大きくない地域だが、チャリティゴルフコンペ「オリニカップ」を10年前から毎年開催したりと、民族教育サポート事業を中心に活動を行ってきた。
2012年―朝鮮民主主義人民共和国にとって特別な意味を持つ年です。建国の父・金日成主席の生誕100年にあたる今年(4月15日)に「強盛国家の大門を開く」と宣言した朝鮮。厳しい時代を乗り越え、2012年4月を迎える朝鮮の人びとの思いと、近年、目まぐるしい変ぼうをとげる平壌を中心とした朝鮮のいまを紹介します。
2011年1月、茨城県内で初めて結成された地域青商会。同地域は朝青も常に日本全国ナンバー1を目指しているアツい地域で、つくば青商会も「화목하고 유족하고 힘있는 동포사회」(仲むつまじく、豊かで力強い同胞社会)をスローガンに地域同胞社会の発展を担っている。 第2次大戦後、県内で最初に朝鮮学校があったこの地域は「愛族、愛国」のスピリットが強い土地柄で、当時活動していた人びとの孫世代にあたる青商会会員たちは今でもその魂を受け継いでいる。記憶に新しい「ウリ民族フォーラム2009in茨城」もこのつくば地域で行われた。 同青商会は月1回の幹事会を基本に各種の行事を積極的に行い、1人でも多くの会員獲得と30代の同胞青年発掘を目標に日々活動している。朝青支部との交流も盛んだ。今年1月には結成1周年の集いを行った。第2期の役員陣は若い幹事らが中心で、県青商会はもちろん地域同胞社会も牽引している。幹事のうち、何と4人が歴代朝青つくば支部の委員長経験者。「朝青時代の経験を土台に、あの頃の情熱を青商会の活動でも発揮する」との強い意気込みで、日々の活動に取り組んでいる 「興する(フンハヌン)同胞社会のために<拡大!>、<向上!>、<開拓!> 在日本朝鮮青年商工会KYCホームページ
尼崎朝鮮初中級学校 今月のウリハッキョ 創立:1946年4月24日 校長:李汪健 児童・園児数:250人(初級部109人、中級部99人、幼稚班42人) 学区:尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、大阪府池田市など 交通:JR立花駅から徒歩8分 「4・24」の精神受け継ぐ学び舎 「心・知・徳・体・響」を育てる 兵庫県内でも有数の同胞集住地域である尼崎市立花町に建つ尼崎朝鮮初中級学校は昨年、創立65周年を迎えた。チャリティゴルフコンペや愛校祭など各種の記念行事が催されたほか、学校改築事業の第1弾として2階から4階までのトイレ改修工事が行われた。新年度からは講堂の新設、校舎外壁および内装の補修など第2期工事の着工も予定されている。 「わが校は4・24教育闘争の精神が息づく学校。そのような歴史と伝統を受け継いでいきたい」と李汪健校長は話す。同時に、新たな時代に即した学校づくりにも取り組んでいる。その思いは、同校が掲げるキャッチフレーズ、「共に受け継ごう、我らの歴史を! 共に歩もう、我らの未来へ!」にも表れている。 目指すのは、統一祖国と在日同胞社会、地域社会に対する貢献精神と能力の土台、「真の国際人」としての土台を育成することだ。従来の「知、徳、体」に加えて、民族的アイデンティティと愛校心を表す「心」、同胞社会への貢献のみならず日本社会ともつながろうという意味を込めた「響」を、児童・生徒たちが備えるべき資質として掲げている。 力を入れているのはウリマル教育や民族的アイデンティティの涵養。楽しく、根気よく、自ら学ぶ姿勢を育むのがモットーだ。ハングル検定、漢字検定、英語検定などでは毎年多くの児童・生徒が合格している。読書活動を奨励しているのも特徴の一つ。また初級部を対象に、2時限目と3時限目の間の休み時間(20分)を体力向上のための各種スポーツの時間にあてている。 クラブ活動も盛ん。初級部はサッカー部とバレー部、舞踊部、中級部はサッカー部、バスケ部、バレー部、吹奏楽部、舞踊部だ。 中級部のサッカー部は昨年の中央体育大会で3位。市の新人大会でも17年ぶりに優勝し、その後の阪神大会でも準優勝、同部の歴史上初めて県大会への出場を果たした。バレー部は昨年の在日朝鮮中級学校バレーボール選手権と中央体育大会で準優勝。男女のバスケ部も強豪だ。吹奏楽部と舞踊部も伝統ある部で、さまざまな発表会や演奏会に出演している。 保護者や地域同胞社会によるサポートも活発。オモニ会では、キムチ販売や月に1回の「オモニ給食」などに取り組んでいる。兵庫県青商会は県下の初級学校の入学生全員に制服と体操服をプレゼント。地元の尼崎西青商会も同校付属幼稚班の新園児に体操服を贈ったり、運動場の遊具のペンキ塗りを行っている。 同校は昨年、創立65周年事業の一環として学校のエンブレムを制定した。児童・生徒からデザインを公募し同校の美術講師が完成させたもので、11月の愛校祭で初めて披露された。千里馬をモチーフにしたエンブレム。2頭の馬は学校と同胞、保護者と子ども、教員と子どもがともに歩む関係を表し、翼に描かれた3つの星は学校・生徒・保護者、幼稚班・初級部・中級部を表しているとか。 4階建ての校舎には常に子どもたちの元気な声が響き渡る。李校長は、「取り巻く環境が厳しいのは事実だが、学校と保護者、地域社会が一丸となって未来を見すえた学校づくりをしていきたい」と語っていた。
2011年3月11日-大地を揺るがす地震と迫り来る津波を前に、同胞たちはどう行動したのか。痛ましい犠牲と喪失からいかにして立ち直り、今何を思うのか。ある人は肉親を失い、ある人は店を再建し新たな暮らしを始め、ある人は今も避難生活を続ける。宮城、岩手、福島の被災3県の同胞たちが、「3.11」後の歩みを語った。
兵庫県内でも有数の同胞密集地域である尼崎市立花町。尼崎朝鮮初中級学校がある同地域は「愛族愛国」の伝統が脈々と引き継がれている「トンポトンネ」だ。尼崎西青商会は1996年の結成後、諸事情により近年は活動停止状態にあった。しかし2009年12月、若い世代で同胞社会を盛り上げていこうと有志が集い再稼動することになった。
2011年7月、岐阜で行われた「ウリ民族フォーラム2011」で発表されたコリアンビジネススクール東海(以下、コリビジ東海)の開講に向けた準備が進んでいる。