在日朝鮮人を見つめて – イオWeb

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在日朝鮮人を見つめて

vol.41 生身の人間と向き合う“思想” 田中宏の「譲れぬ一線」

人と会って話をきく、その人の「生き方」や「思想」を教えてもらって文章を書いて来た。だから「師」というべき人は各地にいる。その一人が田中宏さんだ。84歳を迎えた直後の2月13日、川崎市の多文化交流施設「川崎市ふれあい館」で、講演会を共にする機...

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vol.40 国とは誇りであり、命 最後の原告、玄順任さんを悼む

植民地時代は低賃金、重労働で使い倒して、戦争が終わったら利になることはみんなカットする。在日に年金出さへんのは卑怯や、不公平や!」 岩盤に爪を立てるような叫びが耳朶にこびり付いている。国籍を「理由」にした差別を裁判で問うた在日高齢者無年金訴...

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vol.39 ウトロで死ぬまで暮らす― 最後の一世・姜景南さんを想う

  京都・ウトロ地区最後の一世、姜景南さんが2020年11月、95歳で逝った。ひっきりなしに煙草をくゆらせ、底辺労働の場で身に着けた粗い言葉で語る。寄り合いで酒が入れば真っ先にアリランを歌い、終宴までオッケチュムを舞う。まさに身体...

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vol.38  あり得べき世界への一歩を刻む

差別が何を奪ったかを自分の口で伝えたかった――。 在日朝鮮人集住地域、川崎市・桜本の多文化交流施設「ふれあい館」などに、在日の虐殺や同館爆破を予告する文書が送られたヘイトクライム。被告は控訴を断念、2020年12月18日、懲役一年の実刑が確...

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vol.37 まだみぬ「公正な社会」を求めて

悔恨や至らなさも糧に 文章は書くのではなく、出会いが書かせるのだ。突き動かされるような出会いの中で、取材者は「いま」の自分を超えていくのだろう。 そんな一人が石橋学さんだ。在日朝鮮人を見つめて来た新聞記者である。 1994年に神奈川新聞社に...

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vol.36 闘いが“つむぐ”想像力

拉致事件発覚の翌年、時の石原都政が枝川の東京朝鮮第2初級学校に立ち退き訴訟を起こした。 それを「勝訴的和解」に導いた新美隆弁護士は、かつて指紋押捺拒否裁判で金敬得弁護士が嗚咽しながら裁判官に向かい、「『なんで朝鮮人に生んだんだ!』と子どもに...

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vol.35 2002年9月の記憶

あの2002年9月、私は中東のレバノンにいた。1982年9月、パレスチナ解放機構(PLO)の戦闘員が撤退し、女性や子ども、老人ら非戦闘員が残されたベイルートのサブラとシャティーラのパレスチナ難民キャンプに、キリスト教右派民兵組織「ファランジ...

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vol.34 「歴史の証人」を想う 殴られ、蹴られ、踏まれながらも

私が最初に証言を聞いた元日本軍「慰安婦」は鄭書云さん(1924年―2004年)だった。新聞記者一年目の1995年、香川県でのことだ。 思えば「記憶」と「忘却」がせめぎ合う転換期だった。戦後補償裁判が次々と提起され、金学順さんをはじめとする当...

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vol.33 命の肯定、 金滿里の「母語」 優生思想との闘い、最前線で

この8年ほど、非常勤先の大学での授業に、「劇団態変」の役者さんを招いて、パフォーマンスを披露してもらっている。 大阪が拠点の身体芸術集団で、役者全員が身体障害を持つ。 レオタードに身を包んだ役者が、舞台でその人にしかできない動きをする。「障...

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vol.32 心の痛みを汲みとってくれた” フジ住宅訴訟、環境型レイハラを違法認定

差別は受ける者から社会への「信頼感覚」を奪う。1月号で書いたレイシャルハラスメント裁判は、奪われたその信頼の回復を求める当事者の闘いの一つだ。社内文書として嫌韓嫌中本や歴史改竄本、ヘイト文書を執拗に配布され、右派教科書採択運動にまで動員され...

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