漫画の中の在日朝鮮人
日本の中で文化の大きなジャンルとなっている漫画。日々生み出される漫画作品の中で、在日朝鮮人が登場するものはあまり多くない。漫画というジャンルにふさわしくないテーマなのだろうか。数少ない作品の中から手塚治虫や水木しげる、つげ義春ら巨匠が、在日朝鮮人をどのように描いたのかを紹介する。
広告
日本の中で文化の大きなジャンルとなっている漫画。日々生み出される漫画作品の中で、在日朝鮮人が登場するものはあまり多くない。漫画というジャンルにふさわしくないテーマなのだろうか。数少ない作品の中から手塚治虫や水木しげる、つげ義春ら巨匠が、在日朝鮮人をどのように描いたのかを紹介する。
金創一 ●26、西神戸朝鮮初級学校教員 思春期の始まり 初級部5年生といえば、高学年の学校生活にも慣れ、自分なりの考えや意思、いわゆる「自主性」が高まっていく時期だ。児童たちはクラスや部活動、そして家庭など集団の...
本誌で2013年1月号から連載してきた「同胞権利ヒストリー」が今月号をもって終了する。連載最終回となる今回は、これまでの取材・執筆を通じて感じたことや、残された課題などについて思うことを書いてみたい。 権利獲得運動のダイナミズ...
在日コリアンを沸かせてきたサッカー。1993年に日本でプロリーグが発足して20年経った今、数多くの在日朝鮮人選手がプロとして活躍、格闘しています。期待あつまる若手選手や指導者たち、そして、パイオニアとして道を切り開いたサッカーマンたちを一挙紹介します。
朝鮮半島の分断によって北と南に生き別れた離散家族・親せきたちの対面行事が2月20日から25日まで金剛山で行われた。
梁清姫 ●52、川崎朝鮮初級学校教員 高学年の始まり 好奇心や行動力も増す、いたずら盛りの4年生。日本の学校では中学年(3・4学年)というカテゴリーに分けられるが、朝鮮学校では5・6学年と同じ高学年という集団に属...
植民地支配や戦争の被害を受けた人々に対する戦後補償において、日本は過去の反省と清算から目を背け、被害者の訴えを退け続けている。1990年代以降、被害者による訴訟が日本政府や企業を相手に相次いで起こされるが、そのほとんどが棄却された。 &nb...
東日本大震災が起きた時、在日同胞社会の「相扶相助」の精神は
被災地の同胞たちに多くの力を与えました。しかし3年が経った今、
被災地の現状をどれほどの人が知っているでしょうか。
被災者の思いをどれほど想像できているでしょうか。
ともすれば被災地から距離がさらに遠ざかっていくかもしれない、私たち。
今、風化することのない思いを、もう一度被災地へ――。
戦後、在日朝鮮人に対する就職差別は「常識」だった。公的機関による外国人排除の論理は民間における国籍・民族による就職差別を助長し、在日朝鮮人の職業選択の自由は侵害され続けた。その傾向は現在においても根本的に是正されていない。 大...
金成哲 ●京都朝鮮初級学校教員 「見えない学力」の重要性 ウリハッキョ(朝鮮学校)の初級部3年生は低学年の長である。1、2年生に比べ体も大きく精神的にも優位に立つ。リーダーになりたがり、集団を仕切ることに非常に興...
広告