カテゴリー: 文化・歴史

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在日朝鮮人を見つめて

vol.34 「歴史の証人」を想う 殴られ、蹴られ、踏まれながらも

私が最初に証言を聞いた元日本軍「慰安婦」は鄭書云さん(1924年―2004年)だった。新聞記者一年目の1995年、香川県でのことだ。 思えば「記憶」と「忘却」がせめぎ合う転換期だった。戦後補償裁判が次々と提起され、金学順さんをはじめとする当...

思い出の味編 vol.55十条の王華/ 東京朝高生が愛した 「王華」

焼きテイ、満ガラ この4月、東京朝鮮中高級学校生や保護者たちに親しまれたJR十条駅西口の大衆中華「王華」が閉店した。閉店を数日後に控えたある日、店を訪れると板橋節子さん(71)が変わらぬ笑顔で迎えてくれた。カウンターでは、2年前に亡くなった...

在日朝鮮人を見つめて

vol.33 命の肯定、 金滿里の「母語」 優生思想との闘い、最前線で

この8年ほど、非常勤先の大学での授業に、「劇団態変」の役者さんを招いて、パフォーマンスを披露してもらっている。 大阪が拠点の身体芸術集団で、役者全員が身体障害を持つ。 レオタードに身を包んだ役者が、舞台でその人にしかできない動きをする。「障...

始まりのウリハッキョ編 vol.54 1986年に刊行、朝鮮語小辞典 /私たちの、舟を編む―

在日朝鮮人の中等教育が40周年を迎えた1986年5月、朝鮮学校の子どもたちが朝鮮語を学ぶための辞書「朝鮮語小辞典」が刊行された。1世の言語学者、朝鮮学校で教壇に立った元教師…。朝鮮語教育の発展のため、辞書作りに励んだ人たちの歩みを追った。 ...

【特集】“8.15”と在日朝鮮人~1945-2020

朝鮮が日本の植民地から解放され、今年で75年。8月15日には解放75周年を迎える。75年とは、人が一生を生きる時間に等しいが、長い年月がたった今も、在日朝鮮人が「解放」され、自由になったとはいいがたい。当時の状況や3、4世の思い、日本市民の...

在日朝鮮人を見つめて

vol.32 心の痛みを汲みとってくれた” フジ住宅訴訟、環境型レイハラを違法認定

差別は受ける者から社会への「信頼感覚」を奪う。1月号で書いたレイシャルハラスメント裁判は、奪われたその信頼の回復を求める当事者の闘いの一つだ。社内文書として嫌韓嫌中本や歴史改竄本、ヘイト文書を執拗に配布され、右派教科書採択運動にまで動員され...

月刊イオ7月号特集「イオ友、大集合!」

月刊イオでは、2017年から読者の方々を対象に、誌面作りに協力してくれる「イオ友」を募集してきました。賛同してくれた方は200人以上! 7月号の特集は、そんなイオ友に加え、普段イオを応援して下さっている方々と一緒に作りました。ぜひお楽しみください。

在日朝鮮人を見つめて

vol.31 動機づけられる、特別な場 エルファ20年、ハルモニたちとともに

在日一世やそれに近い世代の二世ヘの聴き取りを重ねて来た。植民地期に渡日して以来、彼彼女たちは多数者が書く「歴史」という物語の外に排除され、留め置かれてきた。多くは文字から疎外された彼彼女らにあるのは記憶だけ。それを歴史として残したかった。 ...

【特集】熱く推薦! MOVIE&BOOK

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため「ステイホーム」が叫ばれている中、読者のみなさんのインドアライフを実りあるものにすべく、イオ編集部がおすすめの本と映画を紹介します。よりすぐりの選評者が自信を持ってすすめる作品に触れて、新たな世界を広げてください。

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