【特集】同窓会を楽しみに
かつての同級生が集まり、昔を懐かしみながら親睦を深める。幅広い世代の卒業生たちがつながり、母校をサポートする――今回の特集は朝鮮学校の同窓会にスポットをあてました。日本各地で行われている同窓会イベントや連合同窓会の活動を取り上げ、同窓会にまつわるさまざまなエピソードを紹介しながら、同窓会の意義や可能性についても考えてみました。
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かつての同級生が集まり、昔を懐かしみながら親睦を深める。幅広い世代の卒業生たちがつながり、母校をサポートする――今回の特集は朝鮮学校の同窓会にスポットをあてました。日本各地で行われている同窓会イベントや連合同窓会の活動を取り上げ、同窓会にまつわるさまざまなエピソードを紹介しながら、同窓会の意義や可能性についても考えてみました。
筆者●金美蘭先生(26、和歌山朝鮮初中級学校 教員) ある日の授業中、ひらがなかるたを楽しんでいた1年生。負けん気の強い子どもたちは一つでも多くのかるたを取ろうと必死で、4人の手が重なると「わたしの! ぼくの!」とかるたが破れそうになるほ...
兵庫県西部で唯一の朝鮮学校である西播朝鮮初中級学校(姫路市)。同校の前身である朝連飾磨学院中等部は、民族教育の歴史における中等教育発祥の地の一つと言われている。 △今月のハッキョ 西播朝鮮初中級学校 歴史:1946年6月26日、朝聯飾磨初等...
6年間の休校を乗り越え、2014年に蘇った奈良朝鮮幼稚班。地域住民との交流が盛んな同幼稚班に通う4人の園児たちは、同校の職員と地域同胞、日本市民に愛され、守られ、元気に育っている。 △今月のハッキョ 奈良朝鮮幼稚班 歴史:1969年4月、奈...
筆者●金美和先生(24、名古屋朝鮮初級学校 教員) 「1年生だからまだできないよね」「1年生だから難しいかな」—私はこうした言葉をあまり使わないようにしている。身体能力や学習範囲には年相応の段階があっても、生活習慣や考えの幅を広げることは...
2021年9月に創立75周年を迎えた三重県唯一の朝鮮学校は、同校卒業生と県下の同胞、多くの日本市民たちに守られ、発展してきた。小さな学校だが、プログラミング的思考を育むレゴ教育や、幼稚班、低学年からの英会話教育など、時代に沿った教育は他校に...
筆者●金美和先生(24、名古屋朝鮮初級学校 教員) 1日の良し悪しはインサ(인사=あいさつ)から始まる。ソンセンニムに会えばその場で立ち止まり、頭を下げて「アンニョンハシムニカ」。トンムに手を振りながら「アンニョン」。聞いて欲しいことがた...
世界に唯一無二の海外同胞大学として1956年に創設された朝鮮大学校。日本各地から集った学生たちは、ともに学び、暮らしながら、専門知識を身に付け、学友たちとのつながりを築いている。昨年、創立65周年を迎えた朝大は、激動する時代のニーズに応じて...
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