【特別企画】解説・「徴用工」問題
昨年10月30日以降、韓国の大法院(最高裁判所)は、植民地時代に日本企業に徴用され過酷な労働を強いられた朝鮮人被害者(以下、「徴用工」と表記)に慰謝料を支払うよう新日鉄住金(今年4月1日に日本製鉄に社名変更)をはじめとする企業側に命じる判決を相次いで下した。日韓の2国間関係を超えて、日本の植民地支配責任全般にも大きな影響を及ぼすであろう今回の「徴用工」判決をめぐる問題の基本的な事実関係を整理しつつ、今後の課題や展望についても見た。
広告
昨年10月30日以降、韓国の大法院(最高裁判所)は、植民地時代に日本企業に徴用され過酷な労働を強いられた朝鮮人被害者(以下、「徴用工」と表記)に慰謝料を支払うよう新日鉄住金(今年4月1日に日本製鉄に社名変更)をはじめとする企業側に命じる判決を相次いで下した。日韓の2国間関係を超えて、日本の植民地支配責任全般にも大きな影響を及ぼすであろう今回の「徴用工」判決をめぐる問題の基本的な事実関係を整理しつつ、今後の課題や展望についても見た。
1919年の3・1独立運動から今年で100年。朝鮮近代史における民族運動の一つの到達点を示す「3・1」の歴史的意義についてあらためて考えるとともに、日本と朝鮮半島の各地で催された記念行事のようすも伝える。
イオは創刊以来、「もう一つの旅」など朝鮮半島とゆかりのある土地を訪ねる企画をたびたび組んできました。深まる秋の季節に合わせて、今年最後の12月号では「朝鮮と出会う旅」と題して対馬、北海道・函館、石川、東京の各所を取り上げます。ガイドブックに載っている有名な観光ルートから少し寄り道をすれば、新たな景色が見えてくるはずです。
今年3回目となる北南首脳会談が9月18~20日にかけて平壌で行われ、北南関係の発展をさらに加速させるうえで重要な里程標となる「9月平壌共同宣言」が発表された。
イオは、30代、40代の皆さんに読んでいただきたい雑誌。そこで本誌では、1978年から88年にかけて生まれた30代のコリアンに会いに行きました。朝鮮半島と日本の間で、自身をどう捉え、暮らしを築いているのか。仕事や子育ての悩み、不安…。その思いを届けます。
教員、料理人から人気スポットのガイド、馬の調教師といった変わりダネまで、平壌で出会った「働く人々」を一挙紹介します。
広告