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越境的な運動に

裴奉奇さんを知っていますか―。 1914年、忠清南道生まれ。6歳の頃から奉公に出され、結婚生活も破綻した。43年、日本軍「慰安婦」という名の性奴隷として朝鮮半島から沖縄に連行され、日本の植民地支配に終止符が打たれた祖国解放後も米国による占領...

「なぜそれを私たちに問うのか」 

先日、朝日新聞電子版に興味深いインタビュー記事が掲載されていた。今年度の米アカデミー賞受賞作で、日本でも公開中のドキュメンタリー『ノー・アザー・ランド』のバーセル・アドラー監督に対するインタビューだ。「2国家解決の行方」という連載の第1回。...

お世話になったYさん/次号特集「エンディング 虎の巻 2025」とアンケート(※本日〆切)

故人を想うと、天国ではその人の周りに綺麗な花が降ると聞いたことがあります。その話を聞いてから、私はいままで旅立ったかけがえのない人たちのことをよく思い出すようにしています。 昨年、幼い頃よりお世話になった方、Yさんが亡くなりました。私の母と...

ヘイトスピーチの標的

来月号の連載と関連して、昨日、さいたま地方裁判所を訪ねた。この日、同地裁では、在日クルド人たちでつくる「日本クルド文化協会」(埼玉県川口市)が、協会の事務所周辺でヘイトデモを行った神奈川県在住の男性を相手取り、活動の禁止と550万円の損害賠...

出張中にスーパー銭湯へ

4月17日から19日まで近畿出張に行っていた。出張中に大阪の同胞が営むジンギスカン屋、大阪朝鮮中高級学校の新校舎での入学式、日朝友好京都ネットのセミナーおよび総会を取材した。17日にジンギスカン屋の取材を終え、帰りの電車の中で、取材後の癒し...

ニョメン・オーガナイジング

張歩里さんの連載エッセイ「ニョメン・オーガナイジング」(朝鮮新報)を楽しみにしている。 私がニョメン(在日本朝鮮民主女性同盟の略称、1947年結成)の洗礼を受けたのは34歳のとき。子どもの就学先を悩んだ末に連れ合いの母校の近くに引っ越して、...

大人になるということ

 中学生の頃。ある日、よく話す友達が声をひそめながら言ってきた。 「〇〇ちゃん、キスマークついてるんだって」  キスマーク? あの、アニメとか漫画でよく出てくる、主人公のほっぺたとかにぶちゅぶちゅついている真っ赤な跡のことだろうか。それがな...

日本政府が朝鮮に対する独自の制裁措置を延長

4月8日のNHKニュースで知ったのだが、日本政府は朝鮮に対する独自の制裁措置をさらに2年間延長するとのこと。13日に期限が切れたことに対する措置だ。 その理由として報じられているのが、朝鮮が依然として核・ミサイル開発を続けていること。拉致問...

月刊イオ5月号が完成しました!

月刊イオ5月号が完成しました! 今月号の特集タイトルは「春だ!ここにもトンポトンネ」です。 「トンポトンネ(동포동네)」(地域同胞社会)は東京、大阪だけにあらず。春を迎えて、佐賀、和歌山、長野、群馬など日本各地に記者が足を延ばしました。 特...

「子どもを保育園に預けて共働き」第2幕

  ああ、5年前も似たようなことがあったな。そんな既視感を抱いた。 この4月から保育園に入った次男がRSウイルスに感染して、約1週間自宅療養を強いられた。慣らし保育も順調で、お昼ご飯の時間まで預けられた。よしよし、と思っていたとこ...

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