社会的マイノリティ、だからこそ見える世界/NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』 朝鮮文化考証担当者インタビュー
大阪産業大学国際学部准教授・崔誠姫さん 現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』(以下、朝ドラ)が話題だ。主要登場人物に朝鮮からの女子留学生が登場するだけでなく、在日朝鮮人1世の描写や今なお続く差別の問題を真っ向から描いたシーンもある...
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第36回朝鮮人戦争犠牲者追悼会が8月22日、祐天寺(東京都目黒区)で行われ、追悼会世話人をはじめ在日同胞や日本市民ら約40人が参加した。 祐天寺の納骨堂には現在、「浮島丸事件」(※、1945年8月24日)の犠牲者、戦争で亡くなった朝鮮人軍人...
住宅、博物館、学校…世の中にあるさまざまな建造物からは、それが建てられた時代の息吹を、建築に関わった人びとの思いを感じることができます。本特集では、平壌で近年続々と誕生しているニュータウンを高層住宅や商業施設の特徴的なデザインに注目して紹介します。また、日本の建築賞やデザイン賞を受賞した朝鮮学校の校舎と建築時のエピソードも掲載します。さあ、「ウリ(우리 私たちの)建築」を見てみましょう!
兄2人が「政治犯」として囚われる苦しみを背負いながら、在日朝鮮人の存在意義を考えつづけた作家の徐京植さん(享年72、東京経済大学名誉教授)を偲ぶ会が4月20日、東京経済大学(岡本英男学長)で行われ、約180人が参列した。生前に親交が深かった12人の研究者、教え子、編集者、家族たちが徐さんの思い出と最後に交わした言葉を語った。
神奈川県川崎市に住むハルモニたちをフィルムに収めたドキュメンタリー『アリラン ラプソディ~海を越えたハルモニたち~』が公開中だ。本作の監督である金聖雄さん(60)に制作の経緯や作品に込めた思いについて聞いた。
県立公園「群馬の森」(高崎市)に位置していた「記憶 反省 そして友好」の追悼碑の撤去が2月、強行された。朝鮮人強制連行犠牲者の追悼碑はなぜ撤去されたのか。なぜ加害の歴史がゆがめられていくのか。追悼碑の建立から撤去に至るまでをあらためて記憶し、歴史の忘却に抗う。
留学中の韓国でスパイ事件をでっちあげられ、一度は「死刑囚」(2015年、韓国の大法院で再審無罪判決確定)となった康宗憲さん(72)の話を聞く「祖国(ホームランド)を創る―死刑台を超えて」が2023年12月6日、愛知県立大学で行われ、オンライン含め約130人が参加した(山本かほり・同大教員、李洪章・神戸学院大学教員、岡真理・早稲田大学大学院教員の共催)。
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