大阪民族教育の未来を担う/おいでよウリハッキョ vol.51 大阪朝鮮中高級学校
2022年4月に、創立70周年を迎えた大阪朝鮮中高級学校。年間を通した記念事業のほか、校舎老朽化にともなうリニューアル計画も着々と進め、より魅力のある学校づくりに励んでいる。これからの大阪民族教育の未来像を示すべく、新しい教育理念を打ちだし...
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2022年4月に、創立70周年を迎えた大阪朝鮮中高級学校。年間を通した記念事業のほか、校舎老朽化にともなうリニューアル計画も着々と進め、より魅力のある学校づくりに励んでいる。これからの大阪民族教育の未来像を示すべく、新しい教育理念を打ちだし...
筆者●呉明希先生(24、九州朝鮮初中高級学校) 毎週月曜の朝はきまって、休日の出来事やそこでの楽しい話をするのがルーティンになっている。 「昨日博物館に行ったんだ!」「私はハラボジ(祖父)、ハルモニ(祖母)のお家へ遊びに行ったよ!」など...
大阪市旭区に建つ城北朝鮮初級学校。築62年の木造校舎は古く、学校の規模は決して大きくないが、地域同胞と日本人市民有志たちの愛校心と支援によって創立以来、63年の年輪を刻んできた。 △今月のハッキョ 城北朝鮮初級学校 歴史:1945年11月~...
大阪府北部地域の子どもたちが通う北大阪朝鮮初中級学校。卒業生、在校生、地域同胞たちは学校を指して「チェジャリ」(「元の場所」「自分の位置」の意)と言い、愛情を注いでいる。 △今月のハッキョ 北大阪朝鮮初中級学校 歴史:1957年4月1日、東...
筆者●呉明希先生(24、九州朝鮮初中高級学校) ある日の休み時間、ひとりの女の子が「ソンセンニムの国語(朝鮮語)の教科書を貸してくださ~い」と言ってきた。まったく同じ教科書をもっているのに、わざわざ私の教科書で何をするのだろう。 「コマ...
筆者●金美蘭先生(27、和歌山朝鮮初中級学校 教員) 1年生の日本語授業で取り上げる「せんせい、あのね」。これは、子どもたちがソンセンニム(先生)に伝えたいことや自分の考え、気持ちを作文にすることを学ぶ授業である。毎年「せんせい、あのね」...
近隣の大阪国際空港(伊丹空港)から飛び立った飛行機が、伊丹初級の上空を通り過ぎていく。かつて伊丹空港、宝塚・武庫川の改修、鉄道の工事現場には多くの同胞が駆り出されていた。劣悪な労働に苦しみ、読み書きができない辛さを体験したがゆえ、同胞たちの...
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