文化・歴史 – ページ 18 – イオWeb

カテゴリー: 文化・歴史

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在日朝鮮人を見つめて

vol.41 生身の人間と向き合う“思想” 田中宏の「譲れぬ一線」

人と会って話をきく、その人の「生き方」や「思想」を教えてもらって文章を書いて来た。だから「師」というべき人は各地にいる。その一人が田中宏さんだ。84歳を迎えた直後の2月13日、川崎市の多文化交流施設「川崎市ふれあい館」で、講演会を共にする機...

【イオ ニュース PICK UP】東京高裁、130万円の支払い命じる

ネット上のヘイトスピーチで 当時中学3年生だったコリアンルーツの中根寧生さん(18)が、匿名ブログに書かれたヘイトスピーチによって人格権を侵害されたとして損害賠償を求めていた訴訟の控訴審判決で東京高裁は5月12日、一審に続き「人種差別に当た...

映画「私はチョソンサラムです」 4月17日、東京で上映会

日本で「朝鮮人」として生きようとする人たちの、心の機微を追ったドキュメンタリー。韓国在住のキム・チョルミン監督が撮影にあたった。 京都朝鮮第1初級学校を襲った差別主義者たちと闘う母親、ハンディを抱える息子を小さな朝鮮学校で育てる家族と教員た...

「私たちの力で作ろう」/始まりのウリハッキョ編vol.59 英語教科書編さんの歴史

「祖国の統一と繁栄に貢献する有能な人材に育つ生徒たちに、国際的な交流と協調の手段となる英語の基礎的な知識と技能を与える」―学友書房が発行する教員向けの参考書(2003年版)は民族教育における英語教育の使命をこのように定めている。教科書はその...

在日朝鮮人を見つめて

vol.40 国とは誇りであり、命 最後の原告、玄順任さんを悼む

植民地時代は低賃金、重労働で使い倒して、戦争が終わったら利になることはみんなカットする。在日に年金出さへんのは卑怯や、不公平や!」 岩盤に爪を立てるような叫びが耳朶にこびり付いている。国籍を「理由」にした差別を裁判で問うた在日高齢者無年金訴...

在日朝鮮人を見つめて

vol.39 ウトロで死ぬまで暮らす― 最後の一世・姜景南さんを想う

  京都・ウトロ地区最後の一世、姜景南さんが2020年11月、95歳で逝った。ひっきりなしに煙草をくゆらせ、底辺労働の場で身に着けた粗い言葉で語る。寄り合いで酒が入れば真っ先にアリランを歌い、終宴までオッケチュムを舞う。まさに身体...

「居場所のなさ」抱えて書く/【イオインタビュー】Vol.2 柳美里さん(作家)

  福島県南相馬市在住の作家・柳美里さんの『JR上野駅公園口』(2014年、河出書房新社)が昨年11月、全米図書賞の翻訳文学部門を受賞した。2015年に南相馬市へ移住し、18年4月から同市小高区でブックカフェ「フルハウス」を営みな...

在日朝鮮人を見つめて

vol.38  あり得べき世界への一歩を刻む

差別が何を奪ったかを自分の口で伝えたかった――。 在日朝鮮人集住地域、川崎市・桜本の多文化交流施設「ふれあい館」などに、在日の虐殺や同館爆破を予告する文書が送られたヘイトクライム。被告は控訴を断念、2020年12月18日、懲役一年の実刑が確...

【イオ ニュース PICK UP】日本が報じない「韓国『慰安婦』訴訟」1.8判決/キボタネ主催の講演会

 日本の若者が日本軍性奴隷制問題について学び、性暴力のない社会づくりに役立てる目的で2017年6月に設立された「希望のたね基金(略称:キボタネ)」が、2月2日、オンライン記念講演「一から知りたい『慰安婦』訴訟判決」を開催。今年1月8日にソウ...

始まりのウリハッキョ編vol.58 筑豊地域の朝鮮学校・下 /“筑豊ハッキョ”を記憶の拠点に

筑豊同胞たちの熱意により1959年に創立した田川朝鮮初級学校は、1973年に場所を飯塚市へ移して筑豊朝鮮初中級学校へと名称を変えた。当時の教員、生徒から新校舎建設時のようすとその後の学校生活について聞くと、味わい深い思い出の数々が語られた。...

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