2024年の朝鮮―内外政策の現在地
世界で戦争はなぜ起きるのでしょうか。2024年10月、金正恩総書記は「朝鮮半島における戦略的な力の均衡の破壊は、すなわち戦争を意味」(国防総合大学での演説)するとのべています。2018年4月の板門店宣言以後に展開された首脳外交が、米国の居丈高な態度によって決裂した後、朝鮮の政策は「力」で平和を担保する方向に転じました。つまり、米国の軍事脅威に対して「力の均衡」を維持しうる国力を備えることに、すべての内外政策が向けられているのです。
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世界で戦争はなぜ起きるのでしょうか。2024年10月、金正恩総書記は「朝鮮半島における戦略的な力の均衡の破壊は、すなわち戦争を意味」(国防総合大学での演説)するとのべています。2018年4月の板門店宣言以後に展開された首脳外交が、米国の居丈高な態度によって決裂した後、朝鮮の政策は「力」で平和を担保する方向に転じました。つまり、米国の軍事脅威に対して「力の均衡」を維持しうる国力を備えることに、すべての内外政策が向けられているのです。
朝鮮学校に対する差別是正を求め、東京都こども基本条例から朝鮮学校の子どもたちへの補助金支給について考える第3回都議会勉強会(主催=都議会勉強会実行委員会、10月24日、東京都議会議会棟)の内容がこのたび冊子としてまとめられた。冊子は、朝鮮学...
9月6日に発売されたジャーナリスト中村一成さんの著書『今日に抗う 過ぎ去らぬ人々』(三一書房)の出版を記念して、著者の講演会が10月27日、京都府宇治市のウトロ平和祈念館で開催され、約120人が参加した。
山口県宇部市の長生炭鉱では、1942年2月3日、坑道の天盤崩壊により海水が浸入し、日本の植民地期に日本に渡ってきた朝鮮半島出身者136人を含む183人が犠牲になった。今も海底で眠る犠牲者の遺骨収容に向けた潜水調査を進める水中探検家の伊左治佳...
「坑口あけたぞ! 82年の闇に光を入れる集会」(主催=長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会)が10月26日、「坑口ひろば」(山口県宇部市)で行われ、「刻む会」のメンバーをはじめとする県内外の日本市民と在日同胞、犠牲者遺族ら250人が集まった。 坑...
ウリハッキョと共に歩む人びとの映画 朝鮮学校を支援しともに歩む人びとをテーマにしたドキュメンタリー映画『声よ集まれ(소리여 모여라)』の特別試写会が各地で行われている。11月26日現在、東京、大阪、愛知、広島での試写会を終え、滋賀、神奈川な...
地域の日本人市民らを対象とした埼玉朝鮮初中級学校(さいたま市、鄭勇銖校長)の学校公開が10月12日に行われ、同校を支援している団体のメンバー、日本人市民、大学生、朝鮮学校関係者ら総勢160人が参加した。 埼玉朝鮮初中級学校(以...
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