地域同胞、市民たちに囲まれて/おいでよウリハッキョ vol.27 静岡朝鮮初中級学校
静岡県の中心に位置する静岡朝鮮初中級学校。県の端から、はるばる電車や新幹線に乗って通う子どもたちもいる。教室を隔てる壁がなく、開放的なつくりの校舎が特徴だ。中に入ると子どもたちが顔を覗かせて出迎えてくれる。同校は災害時の緊急避難場所にも指定されており、地域社会でも開かれた学校を目指している。
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静岡県の中心に位置する静岡朝鮮初中級学校。県の端から、はるばる電車や新幹線に乗って通う子どもたちもいる。教室を隔てる壁がなく、開放的なつくりの校舎が特徴だ。中に入ると子どもたちが顔を覗かせて出迎えてくれる。同校は災害時の緊急避難場所にも指定されており、地域社会でも開かれた学校を目指している。
高校無償化の問題も解決されないままに、次は幼保無償化制度からも朝鮮学校が排除された。日本政府が弾圧を強め、民族教育を取り巻く状況が依然として深刻ななか、あきらめず活動することで連帯が広がってきた。今日もだれかが日本や海外のどこかで、朝鮮学校と子どもたちのために声を上げている。各取り組みを紹介する。
今年4月、日本で新在留資格が創設された。昨年9月には外国籍者の数が日本の全人口の2%を突破している。しかし、長らく日本で外国籍の子どもは法制度上、義務教育の対象になっておらず、未就学の子どもに対する実態調査もなされていない。日本で暮らすことになった外国ルーツの子どもたちの教育はどうなっているのか―。公立学校の教育現場、地域の支援の現場を歩き、識者の提言に耳を傾けながら、現状と課題を探った。
日本鋼管などで重労働を強いられた同胞たちが暮らしはじめた川崎・桜本に位置する川崎朝鮮初級学校は、学校周辺に暮らす同胞たちも多く、まさにトンネの学校といえる。地域の目が届く安心感から、子どもたちは自由で大らか、解放的だ。
10 月1日から始まる幼保無償化から、朝鮮幼稚園を含めた外国人学校幼児教育施設が外されようとしています。制度の概要と朝鮮幼稚園の排除について、6つの問答でまとめました。
※参考・引用:「幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会」によるパンフレット
4、5世の時代、親たちはどんな思いで朝鮮学校にわが子を通わせているのでしょうか? 民族教育の現場で、子どもたちは、何を感じているのでしょうか? 卒業生たちは? 各学校の実践、保護者、現役生徒たちの意見を集め、朝鮮学校の存在価値、ウリハッキョのこれから、を考えました。学びあう、育ちあう、学校を目指して―。
日本政府による朝鮮学校差別の解決に取り組む韓国の「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」「全国教職員労働組合(全教組)」「全北(全羅北道)キョレハナ」などのメンバーで構成された「朝鮮学校差別反対!高校無償化適用要求!金曜行動12次訪問団」...
朝鮮大学校政治経済学部に法律学科が新設されて今年で20年。ここから巣立ち、弁護士などの有資格者となった卒業生は数多い。民族教育では初となる法律専門家育成の場はいかにして生まれ、発展してきたのか―。
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