文化・歴史 – ページ 37 – イオWeb

カテゴリー: 文化・歴史

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豊臣秀吉の朝鮮侵略を今に伝える耳塚(京都市)

特集:秋、おすすめの旅―日本の中の朝鮮―

朝鮮と日本は言うまでもなく隣国同士。古くから人、物、文化などの交流が活発でした。また、豊臣秀吉による朝鮮侵略、20世紀の日本による植民地統治の爪あとも日本各地に残されています。今月の特集は、朝鮮と縁の深い場所の旅行ガイドです。秋の連休を利用して、日本の中の朝鮮を訪ねる2泊3日の旅をお楽しみください。

朱鞠内湖

北海道・朱鞠内湖

朱鞠内湖は雨竜ダム工事によってできた人造湖で、ダム工事現場は、最大級のタコ部屋労働が行われていたところだった。戦争が激化する中、日本人労働者の不足を補うために、朱鞠内でも1940年から朝鮮人が強制連行されてきたという。

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龍門大窟(平安北道):朝鮮最大の鍾乳洞

地下の金剛、宮殿と呼ばれる、朝鮮最大の鍾乳洞である。
龍が景色が良く水清いこの地に暮らし、門を開けて空高く飛び立っていったことから
龍門大窟と呼ばれるようになったという。

ルポ・現場発

龍王宮:済州島女性たちのクッ堂

「龍王宮」は、大阪のJR環状線・桜ノ宮駅近くの鉄橋の下、大川(旧淀川)の河川敷にあった。済州島出身の1世を中心とした女性たちが朝鮮の巫俗信仰のクッの儀式を執り行う場所だった。1920年代からあったそうだが、河川敷を管理する大阪府から「不法占拠」だとして再三立ち退きをせまられ、ついにこの8月に取り壊された。

1945年8月15日、祖国が解放され万歳を叫ぶソウルの人たち

特集:朝鮮と日本の100年―若者たちの思い―

1910年、朝鮮は日本の完全な植民地となった。いわゆる「韓国併合」から今年は100年に当たる。そして、現在進行形のこととして「韓国併合」が存在する。
朝鮮と日本の「100年」を今の問題、自分自身の問題として捉え行動する若者たちがいる。彼ら彼女らの思いを伝えたい。

3度の獄中生活、民族のために曲げなかった信念

幼い頃に植民地朝鮮の淋しさを体験し、そして民族を救う先進思想に目覚め民族運動に明け暮れた金甲生さんは、3度の獄中生活にも屈することなく、こんにちまで同胞社会を守るために第一線を担ってきた。若い日本人の立場から日朝友好を実現しようと取り組んでいる高原さつきさんが、その半生を聞いた。

モム(ホンダワラ)のスープ

特集:朝鮮八道料理紀行

南北に長い朝鮮半島は、北部と南部では気候に大きな差があり、山間地帯の多い北部は畑作が主で、平野の多い南部地方では米作がなされてきた。また、三面が海に囲まれていることから海の幸に恵まれている。朝鮮では各地方ごとに食材を活かした特色ある料理が生まれ、今日まで伝わってきた。地方料理は、その土地の気候とも密接に関係しており、冬の長い北部は南部に比べて味付けは薄く、南に下るほど辛さが増し、調味料や塩辛を多く使う。食事のもてなし方も、地方ごとの特徴があっておもしろい。

長崎港から約18.5kmの海上に浮かぶ軍艦島

長崎県・軍艦島

軍艦島は、正式名を端島という。その姿が戦艦に似ているところから軍艦島と呼ばれるようになった。長らく無人の島として、日本社会ではその存在を忘れられてきたが、2009年5月から上陸ツアーが始まり、再び脚光を浴びるようになった。しかし、朝鮮人にとって軍艦島は、別の意味で忘れることのできない島として存在し続けた。

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