教育 – ページ 44 – イオWeb

カテゴリー: 教育

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京都朝鮮第3初級学校

京都朝鮮第3初級学校

創立:1967年4月
校長:姜秀香
児童・園児数:51人(うち園児が9人)
学区:京都市の北区、左京区、上京区、山科区
交通:バス停「千本北大路」から徒歩7分 

ルポ・現場発

絵を通じた交流が未来の扉を開く

朝鮮半島と日本に住む子どもたちの描いた絵画作品を展示する「南北コリアと日本のともだち展」が10回目を迎えた。12月2~5日まで渋谷で展示会が行われたほか、4日には10年を振り返るイベント「ともだち展 くりむ・とーく」が開かれ、ソウルから関係者も出席した。

トロフィーを手にする李

福岡、群馬、滋賀でハッキョの50周年を祝う

10月下旬から11月上旬にかけて、福岡朝鮮初級学校、群馬朝鮮初中級学校、滋賀朝鮮初級学校が、それぞれ創立50周年を盛大に祝った。民族教育の50年は、ただの節目ではなく、それぞれの地域の同胞社会の歴史そのものである。各学校の記念行事は若い世代が中心となり準備され、若い世代が今後も民族教育を発展させていく決意を表す場となった。

ルポ・現場発

ソンセンニム奮闘中!(後編)

現在、教育現場を担う教員の多くは日本生まれの3世たちだ。彼らは60年以上の歴史と日本社会を取り巻く現状の中で、民族教育の使命をどう感じ、どのような実践を積み重ねているのか。2回目の今回は新たな挑戦の姿を描く。

トロフィーを手にする李

「私たちの言葉を聞いて」

4月から実施されている「高校無償化」から、朝鮮学校だけがいまだ排除されている中、「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」が主催する全国集会が9月26日、東京・永田町の社会文化会館で行われ、約1700人が参加した。集会には、当事者である朝高生たちとその保護者、支援者などのほか、日本各地の朝高の生徒代表や日本の高校生たちも招かれた。また、267もの諸団体が、集会の賛同団体として名を連ねた。

東大阪朝鮮中級学校

創立:1961年
校長:康和正
児童・生徒数:349人
学区:北部を除く大阪府内、奈良県
交通:地下鉄千日前線、南巽駅から徒歩10分 

静岡朝鮮初中級学校

創立:1964年4月1日
校長:朱寧春
児童・生徒数:19人
学区:静岡県内
交通:JR静岡駅から路線バスで約20分 

大臣審議官らに署名を手渡す朝高代表たち

高校無償化:50万人の署名集まる

朝鮮高校に対する「高校無償化」適用を求める働きかけが各地で活発に行われているなか、5月から進められてきた「50万人署名運動」が目標を達成した。
文科省が8月中に結論を発表するとしている中、各地方の同胞、日本市民団体の代表らが上京し、文科省や日本政府への要請活動を連日行い、差別なき適用を求めている。

高校無償化:朝鮮高校適用へ各地で様々な運動

「高校無償化」法は、朝鮮高校を除外したまま4月1日から施行された。日本政府は、専門家からなる「第三者委員会」で無償化の対象にするかどうかを審査し夏頃に決定するとしている。これはあからさまな民族差別であり、政治的思惑による民族教育への不当な介入だと言える。日本各地では引き続き、朝鮮高校生徒たち、保護者、日本市民たちが、日本政府に抗議の声を挙げ、無償化の適用を求めるよう様々な運動を繰り広げている。

ルポ・現場発

「ハンディ」に負けない、地方の同胞社会

月刊イオでは2008年7月から約2年間、「アンニョン!ウリトンポ」という企画を連載してきた。
「トンポ(同胞)がいればトンポ社会がある」を合言葉に、
都市にくらべてトンポが少ない地域21ヵ所を紹介し、地方同胞社会のいまを発信してきた。
取材を重ねる過程で地域ごとに抱える現状と、大きく横たわる共通点が見えてきた。
そこには今後、都会のトンポ社会がぶちあたるであろう課題も含まれていた。

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