暮らし・権利 – ページ 35 – イオWeb

カテゴリー: 暮らし・権利

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ヘイトスピーチ対策法成立

日本政府が在日コリアンの心身を傷つけたヘイトスピーチ(以下、HS)を「外国人差別の問題」と捉え、重い腰をあげた。5月24日、衆議院本会議で「ヘイトスピーチ対策法案」が可決、6月3日に施行された。日本が国連・人種差別撤廃条約を批准したのは1995年。同法は、2009年から頻発するHSに限ったもので、日本政府は外国人差別の根絶に向けた出発点に立ったといえる。

“同胞たちが集結し、新たな一歩を” 朝大創立60周年記念大祝祭

朝鮮大学校創立60周年を祝う記念大会が5月28日、記念大祝祭が29日、東京都小平市の同校で開かれた。大祝祭には、朝鮮大学校学生・卒業生、日本全国の朝鮮高校生をはじめとする朝鮮学校生徒、同胞ら総勢7000人が訪れた。

どうする、ネット上のヘイトスピーチ-ヘイトスピーチ対策法施行、抑止に期待

  近年、インターネットコミュニティで、在日朝鮮人を含めた在日外国人などのマイノリティに対する差別的な言説が盛んに流布されている。ヘイトスピーチ対策法の施行(6月3日)を機に、ネット上のヘイトスピーチをめぐる問題を整理しつつ、抑止...

【特集】担う・支える・医療人

これまでイオには、さまざまな分野の同胞たちが登場してきました。6月号では、外科医、内科医、歯科医、薬剤師、看護師、助産師などなど…
医療の現場に携わる同胞たちを一挙紹介します!また、在日本朝鮮人医学協会の朝鮮学校での取り組みのほか、医療分野で地域の同胞たちに貢献している大阪の共和病院についても掲載します。

【特集】STOP! ヘイトスピーチ~共に生きる社会を目指して

ヘイトスピーチが世に台頭してから、在日朝鮮人をはじめとする多くの人々が心に傷を負ってきた。これを日本社会全体の問題とする市民たちの行動によって、国もようやく法律の制定に向け、動き出した。差別をなくし、共に生きる社会をつくるため、ヘイトスピーチのある今の社会をもう一度見つめなおす。

“人間としての心を問いたい” ―政府が自治体へ、朝鮮学校の補助金停止を促す通知

文部科学省は3月29日、「朝鮮学校に係る補助金交付に関する留意点について」と題した通知を出した。各地方自治体の判断に委ねられている補助金の支給に対し、政治・外交問題を理由に「留意」を促すという前代未聞の通知に、各地から非難の声が相次いでいる。

保育園、入れますか?-深刻化する待機児童問題

   保育園に入りたくても入れずに順番待ちをしている、いわゆる「待機児童」が大きな社会問題となっている。民族、国籍を問わず、学齢前の子を育てる親たちにとっては深刻な悩みだ。    全体の8割が低年齢層、大都市圏に集中  待機児童は...

今どきウェディング

1世の時代から、同胞社会では盛大に祝ってきました。民族の伝統、流行の風…。
今どきのウェディングは、どう変わっているのでしょうか?
その現場を探ってみました。

制裁の名の下に-奪われる自由と権利

  従来のものからさらなる強化・拡大へと踏み出した日本独自の対朝鮮制裁に各方面から憂慮の声が上がっている。制裁の強化と軌を一にして、地方自治体の朝鮮学校に対する補助金の減額、不支給の動きも顕在化している。在日朝鮮人の暮らしに暗い影...

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