人を人として見ない社会にメスを/緊急ルポ・入管の収容問題を追って(下)
前号で報じた、牛久入管での長期収容によるインド人自殺事件を受け、同施設をはじめとする各地の収容施設内で自殺未遂が相次いだ。事態は、遠く大村入国管理センター(長崎県大村市)にも及び、施設内では事件を問題視した被収容者たちによる行動が活性化。大...
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前号で報じた、牛久入管での長期収容によるインド人自殺事件を受け、同施設をはじめとする各地の収容施設内で自殺未遂が相次いだ。事態は、遠く大村入国管理センター(長崎県大村市)にも及び、施設内では事件を問題視した被収容者たちによる行動が活性化。大...
朝鮮高級学校に対する高校無償化・就学支援金支給制度の適用、広島県・広島市の補助金交付の再開を求める「朝鮮学校ええじゃないね! 春の平和パレード」が5月13日、広島市内で行われた。
オルタナティブメディアの視点 vol.6:「憲法や人権等の問題に『偏って』」田場暁生(NPJ編集長 弁護士)
イオっちが聞くニュースQ&A vol.6:「史上初の朝米首脳会談、どうなる?」
4月27日、名古屋地裁にて愛知無償化裁判の判決言い渡しが行われ、原告側が敗訴した。
5年に及ぶ裁判で弁護団と原告たちが伝えてきた思いに向き合わず、司法が行政の差別を追認。
判決文の内容は、裁判官らの偏見にまみれた価値観を如実に示すものとなった。
「いま、日本軍性奴隷問題と向き合う~被害者の声×アート~」が、4月22~23日にかけてブレヒトの芝居小屋(東京・武蔵関)で開催され、2日間で約400人が来場した。イベントは、在日本朝鮮人人権協会の性差別撤廃部会が主催したもの(共催=東京演劇アンサンブル切羽委員会)。同部会が2015年から毎年行っている「4.23アクション」の一環として企画された。
学校法人大阪朝鮮学園が大阪府と市を相手取り、府・市内の朝鮮学校に対する補助金を不支給とした処分の取り消しと交付の義務付けを求めて起こした裁判(大阪補助金裁判。2012年9月20日提訴)の控訴審判決が3月20日、大阪高等裁判所で言い渡された。高裁は本件控訴をいずれも棄却。一審以上に行政へすり寄った、再びの不当判決だった。
オルタナティブメディアの視点 vol.5:「非戦・非武装の理念を今こそ大切に」水島さつき(一般社団法人マガジン9 理事)
イオっちが聞くニュースQ&A vol.5:「全国初、世田谷区の差別禁止条例でヘイトスピーチ、なくなる?」文○明戸隆浩(立教大学ほか非常勤講師)
日本政府が就学支援金制度から朝鮮学校を外して約8年もの月日が過ぎた。この差別を市民社会に訴え、問題解決の日を近づけようと、日本政府が朝鮮学校を永久に対象から外すため、省令を改悪した2月20日(2013年)を前後して、日本各地、ソウルでも朝鮮高校生裁判支援全国統一行動「私たちの願い・朝鮮高校生に笑顔を!全国行動月間」が行われ、多くの日本市民や同胞たちが声をあげた。
2月23日早朝、在日本朝鮮人総聯合会中央本部が所在する朝鮮会館(東京都千代田区)が銃撃されるという事件が発生した。実行犯二人がその場で現行犯逮捕され、同日夕方には被害のあった会館内で記者会見が、28日には都内で同胞たちによる緊急集会が開かれた。
オルタナティブメディアの視点 vol.4:「労働者の現状を変えたい、たたかう人の声を広げたい」松原明(レイバーネット日本・共同代表)
イオっちが聞くニュースQ&A vol.4:「群馬の朝鮮人犠牲者追悼碑裁判、どんな判決が出たの?」
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