「高校無償化」、一刻も早く手続の再開を
昨年11月に朝鮮西海で起こった「砲撃戦」を受け、菅直人首相の指示で朝鮮学校の「高校無償化」手続が停止されている中、各地で要請行動、声明文の発表、緊急集会が催されるなど、手続再開を求める活動が行われている。朝鮮高級学校10校の「高校無償化」制度適用の申請は昨年11月にすでに済まされているが、審査を経て「就学支援金」が支給されるまでは2ヵ月程度かかるとされており、「高校無償化」手続が停止されたままでは、朝鮮学校生徒たちへの年度内の支給が間に合わなくなるという懸念が広がっている。