「常識」を覆すたたかい~vol.15 就職・職業差別の是正
戦後、在日朝鮮人に対する就職差別は「常識」だった。公的機関による外国人排除の論理は民間における国籍・民族による就職差別を助長し、在日朝鮮人の職業選択の自由は侵害され続けた。その傾向は現在においても根本的に是正されていない。 大...
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戦後、在日朝鮮人に対する就職差別は「常識」だった。公的機関による外国人排除の論理は民間における国籍・民族による就職差別を助長し、在日朝鮮人の職業選択の自由は侵害され続けた。その傾向は現在においても根本的に是正されていない。 大...
金成哲 ●京都朝鮮初級学校教員 「見えない学力」の重要性 ウリハッキョ(朝鮮学校)の初級部3年生は低学年の長である。1、2年生に比べ体も大きく精神的にも優位に立つ。リーダーになりたがり、集団を仕切ることに非常に興...
在日朝鮮人の多くは本名である民族名のほかに「日本名(通称名)」という2つの名前を持って生活してきた。朝鮮人差別が根強く残る中で、ある者は民族名を名乗ることに不利益を強いる現実に抗い、またある者は奪われた名前を取り戻すたたかいに立ち上がった。...
趙晴美 ●東京朝鮮第1初中級学校教員 「末っ子」から上級生に 初級部2年生は、初めての学校生活を経験する1年生に比べて、だいぶ落ち着きが出てくる。前年度の1年間の経験を活かしながら、「わがもの顔」でのびのびと学校...
在日外国人の多くを朝鮮人が占めていた時代、民間の賃貸アパートに「朝鮮人お断り」などの露骨な張り紙がしてあることは少なくなかった。国籍を理由にした差別に声を上げることができない状況は長く続いた。
チョソンサラム(朝鮮人)として生きていく力をつけるための体系的な教育を受ける第1歩となる初級部1年は民族教育の出発点、学校生活の始まりであり、母国語としてのウリマル(朝鮮語)をはじめさまざまな「ウリ」に触れ、成長していく学年でもある。
開城は、朝鮮初の統一国家高麗の千年の歴史と文化が香る古都である。東アジア最大の寺院・霊通寺をはじめ、学者・政治家として歴史に足跡を残す鄭夢周ゆかりの崧陽書院、そして鄭が暗殺された善竹橋などの遺跡が多く存在する。
在日3、4世のポートレート 雑誌『セセデ』で2011年から2年間表紙を担当し、若い世代の同胞のポートレートを写真に収めてきました。大学生や高校生、ウリハッキョのソンセンニムなどなど、同世代の同胞たちとの出会いは自分にとって新鮮でした。目標に...
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