朝鮮半島 – ページ 7 – イオWeb

カテゴリー: 朝鮮半島

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海底に眠る犠牲者に尊厳を/長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会

長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会が2月12日、山口県宇部市の長生炭鉱追悼ひろばで行われた。集会には李実・総聯山口県本部副委員長をはじめとする同胞と、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の井上洋子、木村道江両共同代表をはじめ日本の有志ら1...

vol.3 声は、必ず誰かに届く― 伊藤詩織さん、高裁でも勝訴

「投壜通信」――難破船に乗る者が、沈みゆく船の中で大切な人に宛てて手紙を書き、壜に詰めて海に投擲する行為のことだ。思いもかけぬ災厄の中から、それでも「いつの日にかはどこかの岸辺に――おそらくは心の岸辺に――流れ着く」ことを信じて。詩人、パウ...

vol.2 焼け跡に立ちあがる言葉

差別と闘うとは、今とは違う世界を夢見ること。現実を凌駕するだけの想像力を鍛えることだ。共に闘う繋がりの拡大だけではない、いまはまだ出会えぬ者たちとも友人、きょうだいとなり得る未来を思い描き、対峙している相手も変わり得るとイメージすることだ。...

vol.1 “大きな希望”をめざして

人種、民族差別を巡る司法判断は、被害者の闘いで少しずつ、でも確実に前進してきた。人種差別撤廃条約を援用した勝訴の流れと、法廷応戦を通じた「回復モデル」を作った「京都朝鮮学校襲撃事件」。 直接の被害者が日本人であっても人種差別を認定、女性差別...

連載・高校無償化裁判を振り返る/最終回

たたかいで得たものとは―動き出す、「裁判後」へ 運動の広がり、志を同じくする人びととのつながり、法理論面での蓄積—。裁判には負けたが、得たものも少なくない。連載最終回では運動の過程で得た財産や経験、無償化裁判後の各地の取り組みについて、この...

vol.48 立ち返るべき「故郷」― 4年間の連載を終えて

ゆったりとした時間の流れに身を浸し、その人の生き方を教えてもらう。対話を通して記憶を発掘し、時に議論して互いが積み上げてきた価値観を揺らし合う。 そうして相手の譲れぬ一線、「思想」に触れた時のゾクリとくる喜びは何ものにも代え難い。出会えれば...

vol.47 狼や 見果てぬ夢を 追い続け

狼や見果てぬ夢を追い続け― 今年の8月15日に観たドキュメンタリー『狼をさがして』(金美禮監督)。ラストに浮かぶこの句に胸を掻き毟られた。詠み人は大道寺将司。1974年8月30日、東京・丸の内の三菱重工本社前で爆弾を炸裂させ、結果的に8人を...

vol.46 イエスに倣って生きる

壊された自分をもう一度、取り戻す。そのためには中央情報部(KCIA)の連中に、『李哲を刑務所に入れたのは間違いだった。刑務所でもっと大きな人間になって出てきた。これは失敗だった』と言わせなければと決めたんです」 李哲さん。1975年、留学中...

【寄稿】1勝14敗/高校無償化訴訟・最高裁の最終決定が「TOKYO2020」の真只中だった意味(田中宏)

高校無償化制度が発足して11年、朝鮮学校排除の違法性を争う5つの提訴から8年、去る2021年7月27日、最高裁第3小法廷は広島訴訟について上告棄却の決定を下した。5つの無償化訴訟の15番目の司法判断で最後である。勝ち負けでいえば、1勝14敗...

vol.62 はじまりのウリハッキョ編 私たちの東京朝鮮第3初級学校物語 チェーサム3部作が完結

  新校舎建設の過程、つぶさに 日本各地の朝鮮学校の「今」と歴史、そして学校を支え、見守る人たちの思いを刻んできた雑誌『朝鮮学校のある風景』(2010年12月から19年7月発行の59号まで発刊)。 19年10月に亡くなった同誌編集...

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