【特別企画】ムジゲ会の20年
障がいのある子どもをもつ家族の集まり、「ムジゲ会」が結成されて、来年で20周年になります。東京で開かれた全国交流フェスタや、ムジゲ会の申桃順会長のインタビュー、また各地の朝鮮学校で実践されている特別支援教育について取り上げながら、この間のムジゲ会の歩みとともに、これからの課題を見つめていきます。
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県内では2番目の地域青商会として2011年4月16日に結成された茨城県中央地域青商会。2011年4月といえば東日本大震災の1ヵ月後だ。
震災から3週間が経った後、県幹事と中央地域青商会結成準備委員らが会議を開き、結成総会をやるかやらないか何度も議論を重ねた。実際、当時は会員の多くが営む遊技業や飲食業のほとんどが営業を再開できておらず、大きな余震も頻繁に起きている時期で、一人ひとりの生活自体が不安定な状態だった。
しかし、議論では「こういう時期だからこそ、いち早く地域青商会を立ち上げて学校復旧に貢献しよう」「大変な会員、同胞に元気を与えるためにも延期はできない」などの前向きで力強い意見が出され、全員が立ち上げを支持した。
今年の5月18日に愛知県で7つ目の地域青商会として結成された岡崎三河地域青商会。岡崎市や安城、西尾、刈谷など、西三河全域を広範囲で管轄するために力が分散し、これまで長く青商会の立ち上げには至らなかった。しかし、スローガンであるCHANGEを成し遂げた愛知県青商会と、県下各地で盛り上がりを見せる地域青商会の姿を見て有志たちが一念発起し、ついに結成までこぎつけた。
@神戸朝鮮高級学校
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