同じ土俵での闘い、4強に輝く 高校サッカー選手権で ベスト4(上)vol.25 東京朝高サッカー部
1955年、東京朝鮮中高級学校が都立朝鮮人学校だったころ、高級部サッカー部が第33回全国高校サッカー選手権大会に出場し、ベスト4に輝いたことがある。その後の1996年に朝鮮学校の公式戦出場が叶った今も、在日朝鮮人サッカーの快挙として語り継がれる出来事だ。
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1955年、東京朝鮮中高級学校が都立朝鮮人学校だったころ、高級部サッカー部が第33回全国高校サッカー選手権大会に出場し、ベスト4に輝いたことがある。その後の1996年に朝鮮学校の公式戦出場が叶った今も、在日朝鮮人サッカーの快挙として語り継がれる出来事だ。
1949年の学校閉鎖令後、朝鮮学校が再建されるまでの経緯は各地でさまざまだが、滋賀県では「民族学級」を経て学校が再建された。60年4月、滋賀朝鮮中級学校(後に初中級学校、現在は初級学校)が開校するまでの歴史を振り返る。
北海道朝鮮初中級学校が創立されたのは1961年。それまでは道内各地に「午後夜間学校」を置き、自主学校という形で教育が続けられてきた。北海道での民族教育はどのように始まり、発展してきたのか。数少ない資料と当時を知る同胞たちの証言をもとに、高級部が併設されるまでの歴史をたどってみる。
愛知県内では、解放後から1947年までの間に32校の国語講習所や初等教育の場ができ、児童・生徒数は約4800人に達した。その後、中等教育への要望が高まり48年に「中部朝鮮中学校」が創立される。愛知での中等教育を取り巻く状況と、民族教育を守り発展させてきた同胞たちの軌跡をたどってみよう。
九州地方で唯一の在日朝鮮人の中等教育施設である九州朝鮮中高級学校 (福岡県北九州市)が今年、創立60周年を迎える。歴史的に朝鮮半島と深い関わりを持ってきたこの地方で戦後、在日朝鮮人の中等教育はいかにして生まれたのか。県下の民族教育の歴史も振...
1945年8月15日の祖国解放後、在日朝鮮人による中等教育は近畿地方でも 兵庫、大阪を中心に早い時期から始まった。46年6月に創立された朝連飾磨学院中等部は兵庫県のみならず日本全国的に見ても最初期に生まれた中等教育機関のうちの一つだと言われ...
1945年8月15日の祖国解放後、在日朝鮮人による中等教育が始まって今年で70年を迎える。日本各地で中等教育がどのようにして始まったのか―。まずは、東京朝鮮中高級学校の草創期を振り返ってみよう。
今年、創立70周年を迎える西東京朝鮮第2幼初中級学校(町田市)。同胞数がさほど多くないこの地域で、民族教育の命脈はいかにして引き継がれてきたのか―。1946年の創立から68年の校舎新築までを振り返る。 公会堂を借りてスタート ...
「コッソンイ」(꽃송이、花房)の名で知られる在日朝鮮学生作文コンクールは朝鮮学校に通う児童・生徒たちを対象にした唯一の朝鮮語作文コンクールだ。この間、一度の中断もなく、今年、38回目を迎えた。 1回目は1104編の応募 コンク...
今年4月、創立60周年を迎えた朝鮮大学校(東京都小平市)。在日朝鮮人による民族教育の最高学府はいかにして生まれ、発展の礎を築いたのか。1956年4月10日の創立から59年6月13日に小平へ移転するまでの歩みを振り返る。 仮校舎...
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