タグ: ポドゥナムの里から

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ポドゥナムの里から

李浩哲先生がご逝去されました

 その時、わたしは南相馬の自宅で荷造りをしていました。 今回は、イギリス、オーストリア、ベルギーの三カ国を三週間に渡って旅するという長丁場です。(ロンドンで『JR上野駅公園口』の英語版を出版するTilted AxisのDeborah Smi...

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この夏、東北の霊場を巡りました

 今年の夏は、東北の霊場を巡りました。 場所の選定と案内は、東北大学文学部長の佐藤弘夫教授にお願いしました。佐藤さんは、神仏習合、霊場、国家と宗教、死生観などを軸にして、日本人の思想史や精神史を組み立てている宗教学者です。 佐藤さんに初めて...

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張芸謀監督の作品、『金陵十三釵』

全ての作品を観ている映画監督は、そう多くはありません。 テオ・アンゲロプロス、アンジェイ・ワイダ、イングマール・ベルイマン、溝口健二、黒澤明、小津安二郎、フェデリコ・フェリーニ、フランソワ・トリュフォー、マイケル・チミノ、アッバス・キアロス...

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オバマ大統領の広島訪問

アメリカ合衆国のオバマ大統領が、現職大統領として初めて広島を訪問しました。
 「広島スピーチ」は、リアルタイムではテレビの同時通訳を聞いて、その後、インターネットにアップされた英文と日本語訳を比較しながら読みました。
 まず、「私たち(We)」が追悼を捧げる対象として列挙した死者に「thousands of Koreans」を含んだことに注目しました。

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私は、問い続けます

家族で福島県南相馬市に転居して一年二ヶ月が過ぎました。福島県の地方紙やテレビのローカルニュースではたびたび「風評被害」や「風化」の問題と対策が取り上げられています。 「風評被害」は、原発事故が記憶に留められていることによって引き起こされるも...

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立場を越え、一つの音楽を響かせる

二〇〇八年ニ月二十六日に、朝鮮民主主義人民共和国の平壌市内にある東平壌大劇場で、ニューヨーク・フィルハーモニック(NYフィル)がコンサートを開いた――、この歴史的な出来事は、その後の核やミサイルや拉致に関する膨大な「北朝鮮」報道に塗り潰され...

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大学生の文学作品の選考を務めて

在日韓国・朝鮮人の大学生の文章を読む機会がありました。 「コリアン学生challengeフォーラム」というイベントで、初めての試みとして文学作品を募集することになり、審査委員の仕事を依頼されたのでした。 対象となる文学作品は、小説、評論、エ...

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年金事務所に行ってきました(3)

昨年、わたしは自分が無年金者だということを知りました。正確に言うと、日本人ではないので「国民年金」の加入資格を有していないと思い込んでいて、その思い込みが間違いだということを、南相馬市役所に転入届を出す際に知らされたのです。 十一月六日に往...

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年金事務所に行ってきました(2)

前回につづいて、「国民年金」の話をします。 十一月六日、わたしは現在居住している福島県南相馬市から車で一時間ほど離れたところにある相馬市の年金事務所を訪ねました。 四十七年間生きて、ただの一度も「国民年金被保険者資格取得届書」や「納付勧奨通...

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年金事務所に行ってきました

 公的機関は鬼門です。  公的機関で働く職員には様々な立場の住民ひとりひとりに応対するための想像力が不可欠なはずなのに、マイノリティーに関する想像力が欠如しているのではないか、と思わざるを得ない職員が多いのです。  わたしは在日韓国人です。...

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