Vol.9 中級部3年~人生の岐路に立つ、文系科目で行き先を意識
李圭学 ●47、東京朝鮮中高級学校教員 卒業が一つのゴール 孔子は論語の中で次のようにのべた。「吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従いて矩...
広告
李圭学 ●47、東京朝鮮中高級学校教員 卒業が一つのゴール 孔子は論語の中で次のようにのべた。「吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従いて矩...
1945年から現在まで70年近く、連綿と続く朝鮮学校の歴史。その現場では児童・生徒、教職員、そして同胞たちが織りなすさまざまな物語が生まれ、語り継がれ、今も新たに誕生しています。勉強や部活動、ケンカ、寄宿舎生活、名物教師、日本人との心温まる交流―。思わず笑ってしまうようなオモシロ話から感動的なエピソードまで、100人集まれば100通りの物語があるはずです。本特集では、朝鮮学校にまつわる古今東西の豆知識や日本全国から集めた「あんな話こんな話」を一挙紹介します。
李都鮮 ●58、東京朝鮮第4初中級学校教員 集団の中で学び、成長する 中級部2年生は、初級部でたとえると、ちょうど5年生によく似ている。5年生が、高学年の学校生活にも慣れ、自分なりの考えや意思を持ち、自分の主張を表に出す時期だ...
他の表現方法同様、映画もまた時代や社会状況に左右されます。韓国では長く、政権による圧力や分断状況の中で、映画制作は大きな制約を受け多くのタブーが存在し続けました。しかし、そんな中でも歴史の事実を明らかにしようとする作り手たちがタブーを打ち破る作品を発表してきました。特集では、そんな作品を紹介しながら、韓国の現代史の出来事や社会の変化を見てみたいと思います。
4月28日から5月5日まで東京で行われた世界卓球団体選手権大会に朝鮮民主主義人民共和国が参加した。世界ランク8位の女子チームはベスト8(5位)に食い込んだが、同26位の男子は予選を突破できず15位に終わった。メダルには届かなかったが、在日同胞たちの熱烈な応援や男子の「北南対決」など随所で盛り上がりを見せた。
趙星来 ●45、福岡朝鮮初級学校校長 初級部の最高学年、 「フォア・ザ精神」を! 初級部6年は民族教育における初等教育の最終年である。個人差や男女差はあるものの、この時期の児童によく見られる傾向は、心の成長に比べ体の発育が早い...
日本の中で文化の大きなジャンルとなっている漫画。日々生み出される漫画作品の中で、在日朝鮮人が登場するものはあまり多くない。漫画というジャンルにふさわしくないテーマなのだろうか。数少ない作品の中から手塚治虫や水木しげる、つげ義春ら巨匠が、在日朝鮮人をどのように描いたのかを紹介する。
金創一 ●26、西神戸朝鮮初級学校教員 思春期の始まり 初級部5年生といえば、高学年の学校生活にも慣れ、自分なりの考えや意思、いわゆる「自主性」が高まっていく時期だ。児童たちはクラスや部活動、そして家庭など集団の...
本誌で2013年1月号から連載してきた「同胞権利ヒストリー」が今月号をもって終了する。連載最終回となる今回は、これまでの取材・執筆を通じて感じたことや、残された課題などについて思うことを書いてみたい。 権利獲得運動のダイナミズ...
在日コリアンを沸かせてきたサッカー。1993年に日本でプロリーグが発足して20年経った今、数多くの在日朝鮮人選手がプロとして活躍、格闘しています。期待あつまる若手選手や指導者たち、そして、パイオニアとして道を切り開いたサッカーマンたちを一挙紹介します。
広告