【WEB版写真特集】イギョラ!朝高ラグビー④/大阪朝高、96―0で大勝し予選決勝へ
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11月9日(日)、大阪朝鮮中高級学校ラグビー部が大阪府予選準決勝で、常翔啓光学園に96-0(40-0)で勝利し、2年ぶりの予選決勝へ駒を進めました。イオ編集部では、準々決勝を控えた時期から同チームに密着取材を行ってきました。大一番に臨むチームの姿を写真でお届けします。ともに朝高ラグビー部を応援しましょう!過去の写真特集はこちらから。
大阪朝高の戦績

第105回全国高等学校全国ラグビーフットボール大会大阪府予選(第3地区)
○準々決勝 vs関西大学第一高校 53―0
○準決勝 vs常翔啓光学園 96―0
試合後のコメント
文賢監督
準々決勝での課題を克服し、雨のなかで最後まで集中力を維持して無失点で試合を終えられたのは成果だ。次戦の相手は強豪校、次がひとつの大きな峠になるので、相手チームへのリスペクトを大前提にしながらも、コンタクトの部分で負けないよう、ここからの一週間、ディフェンスやアタックを強化し、しっかり準備していく。各地の同胞、特に各地の初中級部生たちに、全国大会出場を果たす姿で、大阪朝高ラグビー部の魅力を示したい。
朴大雅副主将(高3、SO)
準々決勝は前半がダメだったので、今日はそこを修正し、前半から自分たちが思い描く形で攻撃できたのがよかった。ただ次戦を見据えると、さらに精度をあげる必要があるし、次は一筋縄ではいかないと思っている。この1年、準備できることはすべてしたので、あとは気持ちだけ。気持ちで負けないように、最後の一週間しっかり確認して、試合当日は全力で勝ちにいくだけだ。
李慶洙選手(高3、SH)
今年3月に前十字靭帯断裂を経験し、半年以上、負傷者としてチームをサポートしてきた。悔しい気持ちもあったが、今回の予選のためにリハビリも頑張ってこられた。準々決勝で10分、今回はスタートで出られたのでまずはその嬉しさがあるし、昨年負けた準決勝で絶対に勝つという思いだったので、勝てた嬉しさがもっとある。2年前の決勝で負けて、当時の先輩たちが立ちたくても立てなかった花園の舞台。そこに、自分たちが勝って立つ姿で、先輩たち、同胞たち、応援してくれるすべての人たちに恩返ししたい。
李延斉選手(高3、PR)
昨年準決勝で負けたので、最初は正直めっちゃ緊張してファーストプレーをミスしてしまった。けどそこから取り戻そうとして立て直せたのがよかったと思う。(前半終了時点で点数差が大きく開いたが)後半は慢心せずに、ひとつ油断すれば次の決勝にも響くので、そこはしっかり自分たちの基本プレーを貫き通すことを意識した。今週は一週間、ラグビーに集中できるので、相手を倒すことをイメージしながら士気をあげていきたい。決勝は、気持ちの面と、基本プレーを徹底すれば必ず勝てる。大阪朝高ラグビー部は、たくさんの同胞や先生たち、保護者たちのサポートがあって活動できている。皆に「朝高らしいプレー」を見せたいし、低いタックルで泥臭く、最後まで粘るラグビーをしたい。
次戦案内
大阪府予選決勝
日時:11月16日(日)14:00キックオフ
場所:花園ラグビー場第1グラウンド(近鉄奈良線 東花園駅徒歩10分)
vs 大阪桐蔭高校
※当日観戦チケットについては、以下をご参照ください。

準決勝




































練習風景など















































(まとめ・写真:韓賢珠)







