特集:被災地のトンポたち
地震と津波など、東日本大震災の残した傷跡はいまだ癒えず、余震や放射能の問題が復興への歩みを妨げている。未曾有の大災害に見舞われた地で同胞たちは今、何を思い、どう暮らしているのか? 被害を受けた朝鮮学校の現状は? 震災から1ヵ月以上が経った岩手、宮城、福島、茨城の各被災地の同胞たちの姿を伝える。
広告
地震と津波など、東日本大震災の残した傷跡はいまだ癒えず、余震や放射能の問題が復興への歩みを妨げている。未曾有の大災害に見舞われた地で同胞たちは今、何を思い、どう暮らしているのか? 被害を受けた朝鮮学校の現状は? 震災から1ヵ月以上が経った岩手、宮城、福島、茨城の各被災地の同胞たちの姿を伝える。
東京朝鮮第2初級学校(江東区)の新校舎竣工式が4月24日に行われた。この日、建設委員会のメンバーをはじめ新校舎建設のために尽力した地域の同胞たち、そして裁判闘争の時から支援してきた日本人や韓国の同胞たち約600人が訪れ、学校の新たなスタートを祝った。
―福島第1原発事故の現在の具体的な状況を教えてください。
私がこの間、一番心配していたのが1号機です。各炉の圧力容器の温度を見ていると、今はすべて200度を切っていて2号機、3号機は100度ちょっとの温度ですが、1号機はそれに比べると高くて200度を少し下回っている程度だからです。水がきちんと入っていなくて炉心が充分に冷却できていない可能性があります。…
収容所での非人間的な待遇、自由を奪われ暮らしが成り立たない仮放免中の生活。そのような入管の人権蹂躙に、外国人たちは団結し闘いに立ち上がる。
数のことを考えています。
今日現在、東日本大震災の死者数は1万4662人、行方不明者数は1万1019人――、大きな災害や事故が起こるたび、犠牲者がひとつの数に一括されることに、わたしは強い抵抗をおぼえます。
「高校無償化」からの朝鮮学校除外、地方行政による補助金凍結・削減など、日本当局による朝鮮学校への弾圧が強まる中、「4.24在日朝鮮学生全国同時行動」として、関東、東海、近畿の各地方で同胞大学生たちが、さまざまな催しを行った。そのなかから近畿、東海の集会の模様を紹介する。
高先生。パレスチナ人であるサイードもかつて同じようなことを言いましたね。「帝国主義に対する民族主義の抵抗は、その最良のときには、常に自己批判的であった」と。在日朝鮮人の抵抗の歴史もまた自己批判を繰り返し、時代の移り変わりや同胞社会の多様化により、さまざまに形を変えてきました。
寡黙でおとなしいが、「やる時はやる」という熱いメンバーが多いのが岐阜青商会の特徴だ。第11期は、どのような活動でも青商会が先頭に立ってやりきることを目指している。
広告