【WEB版写真特集】イギョラ!朝高ラグビー⑤/東京朝高が「花園」予選で準優勝 「来年は必ず全国へ」高3が後輩たちに思いを託す
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試合後の今週、高3から後輩たちへ思いを伝える場が設けられ、新チームの練習も始動。その発言内容と写真を一挙紹介します。過去の写真特集はこちらから。過去の写真特集はこちらから。
東京朝高の戦績
第105回全国高等学校全国ラグビーフットボール大会東京都予選(第1地区)
○準々決勝 vs早稲田大学高等学院 64―5
○準決勝 vs明治学院東村山 40―12
○決勝 vs目黒学院高等学校 5ー58
高3から後輩たちへ
⚫︎梁潤生選手(WTB)
高1、2にはこれからたくさん本音で語り合ってほしい。高3は関東大会で本庄第一(埼玉)に敗れた後、本音で話し合う場を設けた。そこからチームががらりと変わったと思っている。新チームには、負けてからではなく、練習中から思うことを言い合い、たくさん話し合ってほしい。そうすることで精神的にチームが一致団結できる。
⚫︎洪有辰選手(HO、FWリーダー)
「最後の試合に後悔がない」と言えば嘘になる。だが3年間を振り返れば後悔はない。自分ができる努力を最後までやった。一人の努力がチーム力アップにつながる。がむしゃらに一日一日を過ごしてほしい。
また、自分たちがラグビーをできることは当たり前ではない。アボジとオモニ、決勝の舞台で応援してくれた同胞への感謝の気持ちを忘れないでほしい。感謝の気持ちを力に変えて、ラグビーと向き合ってほしい。
⚫︎孫竜銖選手(CTB、BKリーダー)
もう秋の大会への準備は始まっている。高3より食べて体を大きくしてほしい。目黒戦に出た選手はわかると思うが、今の自分たちでは勝てない壁がある。そこで勝つために今から準備を。
あとは、諦めないでほしい。高3はラグビー未経験者も多く不安もあったが、自分たちで努力すれば決勝まで行けた。新チームも不安があり、しんどい時が来ると思うが、そういう時だからこそ自分に打ち勝ってほしい。
⚫︎李詩優選手(WTB、副主将)
後悔して涙を流した試合がたくさんあった。しんどい練習がある時、そうした試合を思い返し、自分が全力でできているのかを問いながらラグビーをしてほしい。
やる人とやらない人がいると、やらない方に流れてしまう。みんな一緒にやる文化に変えていってほしい。主将、副主将、リーダーに選ばれた人はチームの軸にならなければいけない。それ以外の選手も主体的に行動し、みんな一緒に成長すれば勝てるチームを作れる。
⚫︎河俊輝選手(NO8、主将)
自分たちが全国大会に出られなかった理由は、普段の練習から目標をイメージして取り組めなかったこと。常にイメージするのは難しいが、隣の仲間が声をかけてくれれば意識でき、自分も頑張ろうという気持ちになれる。
目黒戦は本当に後悔が残る試合だった。1、2年生にはそういう後悔をしてほしくない。時間は本当に早く流れる。仲間たちとラグビーをできる時間を大切に、楽しんでほしい。来年は必ず決勝で勝って全国大会へ行ってくれると期待している。
決勝

前日の練習風景


高3から後輩たちへ一言


新チーム練習スタート


(まとめ・写真:康哲誠)







