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特別企画 ウリトレイン~DPRK 鉄道の旅~

 

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朝鮮半島に鉄道が敷設されたのは19世紀末のことで、初の鉄道開通には大国の利害関係が絡んだ「紆余曲折があった」と書物は記す。1945年8月、日本の植民地支配を解かれた朝鮮半島北部では、晴れて市民のための鉄道建設が始まった。国際列車や平壌の地下鉄や路面電車を中心にその姿を紹介したい。

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●よき人たちとの出会いに、笑い、語る/国際列車で向かった平壌

夕方の5時27分、乗車した国際列車が北京を出発した。車両の通路に備え付けられた椅子に腰掛け、車窓から見える景色の写真を撮っていると、私の向かいで同じように外を眺める男性と目があった。彼はニコリと微笑んで軽く会釈をしてくれた…(文・写真:フォトジャーナリスト 林典子)

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●レトロな ホーム、豪華なシャンデリア /平壌地下鉄

平壌における代表的な交通手段の一つである平壌地下鉄道。1960年代に建設が始まり、73年9月に開通した。以来、市民の足として親しまれてきた。
総距離約35㎞。南北に「革新線」(赤い星駅―富興駅)、東西に「千里馬線」(楽園駅―光復駅)の2路線が運行されており、2つの路線は戦友駅と戦勝駅で交差し、乗り換えができる。16ある駅は主要施設や広場、公園や遊園地に隣接している。

 

●車窓に流れる首都の街並み/トロリーバス

平壌市内にはバスや路面電車(「軌道電車」:ケドチョンチャと呼ばれる)も走っているが、トロリーバスが市民の足のメインとなる。架空線からポールを通して電力の供給を受けて走るバスのことで、朝鮮では「無軌道電車」(ムゲドチョンチャ)と呼ばれている。
1962年から運行を開始し、以来数回にわたってモデルチェンジや技術的な改善を行ってきた。2010年から最新型車両の運行、旧型との入れ替え作業が始まり、現在はすべての路線で新型に一新されている。収容能力は70人から150人へ。台数も従来の2倍に増え、朝晩の出勤時間帯は2分間隔、日中は3・5分間隔で運行されている。

 


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