旬の食材と丁寧さにこだわる小さなイタリア食堂/Taverna Mangiare(鹿児島県霧島市)
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大満足のランチセット。他にもMangiareのボロネーゼ(1280円)、栗とチーズのスパゲッティ(1080円)など、気になるオリジナルメニューがたくさん
サラダをひとくち。酸味がありつつもやわらかな口あたりのドレッシングが野菜のおいしさを引き立てる。カットされたパインとのバランスも新鮮で、小さな驚きが。「果物は天然のドレッシングになるんですよ」。そう話すのは店主の安栖尚幸さん(44)だ。
ころんと丸い揚げパン・ゼッポリーニは青のりの香りがよく、なにもつけずともモチモチとおいしい。日替わりランチのメインは鶏挽肉と黒ゴマのスパゲッティ。赤トウガラシのぴりっとした辛味が挽肉やゴマの風味とマッチし、パクチーを混ぜることでまた味が変わる。
地元の食材を使うことにこだわり、ドレッシングやソース、デザートまで手作りする。手を抜かず、丁寧に。そんな小さな食堂のファンは20代の若者から60代以降のお年寄りまでと幅広い。
同店は17年3月にオープン。移転準備のため1年半ほど休業し、昨年末に現在の場所で営業を再開した。常連さんが「待ってました」と訪ねてきた時は嬉しかったという。
安栖さんとともにお店を切り盛りするのは、東京都出身の羅星玉さん(41)。大学まで朝鮮学校に通い、卒業後は朝青の活動を経て飲食店で接客経験を積んだ。「人と接するのが楽しい。お客さんとの一期一会や、逆にそこでの出会いが一生ものになったり。肌に合っていたんでしょうね」。お客さんによりよいものを提供したいとの思いからソムリエの資格も取得した。
銀座で修業していた安栖さんと出会って結婚後、かれの地元である鹿児島県に移住。日々、家の畑から朝採れ野菜を持ってきたり二人の孫の面倒をみてくれる義父母にも感謝しているそうだ。
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ミックスPizza。ベーコンも自家製だ
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口の中でほろほろとほどけるほど柔らかい豚肉の煮込み
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デザートも手作り!
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店内に飾られたおしゃれな絵画は4歳の娘さんが描いたものだ
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右が羅さん。夫の尚幸さんとお店を切り盛り
Shop DATA
Taverna Mangiare
〒899-4203
鹿児島県霧島市霧島大窪296
Tel. 050-1266-1491
営業時間:11:00~17:00(L.O. 16:00)
定休日:金曜日
メニュー
ランチセット1200円(ゼッポリーニ2個/季節のサラダ/日替わりパスタ/ドリンク付)、キッズプレート(ゼッポリーニ/ポテト/サラダ/スパゲッティ/ジュース)600円、豚肩ロースの玉ねぎ煮込み1280円、マルゲリータ1000円、ミックスPizza1200円、デザート200円~
※すべて税込。テイクアウトも可