「手塚賞」準入選、ジャンプで漫画家デビュー 朝大研究院生・鄭大河さん

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鄭大河さん

文・写真:李相英

朝鮮大学校教育学部美術科を卒業し、同大の研究院本科2年に在学中の鄭大河さん(23)が集英社主催の「第97回ストーリー漫画部門手塚賞」で「準入選」を果たした。手塚賞は集英社が発行する漫画雑誌・週刊少年ジャンプ、月刊少年ジャンプ、ジャンプSQの3誌による共同企画。1971年から毎年2回行われている歴史ある賞だ。新人作家の登竜門として知られ、最優秀賞である「入選」の該当作がない年も珍しくない。
今回は200人を超える応募の中から鄭さんの『カラクリカラ』を含めた3作品が準入選、5作品が佳作に選ばれた。審査員には『ドラゴンボール』の鳥山明さん、『NARUTO』の岸本斉史さん、『ONE PIECE』の尾田栄一郎さん、『スラムダンク』の井上雄彦さんなどの大物作家が名を連ねた。鄭さんの作品は「とても雰囲気がある。演出も面白く、工夫されていてよい」(尾田さん)、「デザインと作品のテーマがきちんとリンクされており、無駄がない」(岸本さん)など審査員から高い評価を得た。
準入選の賞金は100万円。『カラクリカラ』は6月4日発売のジャンプSQに掲載された。鄭さんは、「大学在学中に賞をもらえたことがうれしい。朝鮮学校出身でもさまざまな分野で活躍できることを証明して、後輩に道を開くことができた」と受賞の喜びを語った。

「手塚賞」準入選作の『カラクリカラ』(ジャンプSQ2019年7月号より引用)

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