文花苑（東京都墨田区）

１世の情緒漂う、憩いの店
推薦者：朴炯胄さん

ボリューム満点のホルモン三種焼き

文花苑　DATA

〒131-0045　東京都墨田区押上3-43-8
tel.03-3617-3847
営業時間：17:00～24:00（L.O.23:00）
定休日：水曜日（祝日、月末は営業）

メニュー　DATA

上カルビ1350円、上ハラミ950円、子袋650円、ナムル600円、冷麺（夏期のみ）900円、辛口ラーメン700円、納豆チゲ750円

常連客・朴炯胄（以下、炯）　創業当時から文花苑の焼肉の味はずっと変わらない。変わったことといえば、子どもたちがいつのまにか大きくなって店を手伝ってることかな。
店主・李朝一（以下、朝）　タレはずっと変わらないね。シンプルで少し濃い目の味がこだわりです。
常連客②・李公和（以下、公）　肉はもちろんおいしいしリーズナブル、何よりマスターの人がいい。アジュモニも元気があっていいしね！
炯　おすすめメニューは…
朝　焼酎だろ？
炯　（笑）。いやいや、文花苑といえばなんといっても温麺でしょう。スープはコクがあって濃厚、シメには決まってこれ。ちょっと他では食べられない一品ですよ。温麺だけでも十分店を開けると思う。
朝　スープはとろ火で７時間、肉が柔らかくなるまで煮こむんだよ。麺も乾麺を戻してつかってるから、手間暇がかかる。温麺だけを食べに店に来る人もいます。中華麺をつかった辛口ラーメンも人気ですね。
公　そうそう！　みんなでうまい焼肉を食べに大阪まで行ったこともあるけど、やっぱり文花苑がいいねって結論になったね（笑）。
炯　朝一さんが、文花分会（墨田支部）の分会長を長く務めたこともあって、地域同胞の集まりのあとには、必ず「文花苑に行こう！」ってなったね。
公　そう、文花苑はみんなが集まる場所。１世たちがよく「パンモゴンナ？（食事した？）」と言ってくれたような、そんな雰囲気が文花苑にはある。だからいつでも安心して来られる。
朝　親の背中を見て育ったからね。若い頃はお客さんが帰るまで何時まででも、がむしゃらに働いたよ。それもいい思い出です。

李朝一、裵景姫さん夫妻と常連の朴炯胄、李公和さん

昔ながらの趣がある

カルビ、ハラミ、ヒレロースの三種焼きは2100円