1970年代の本棚から
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今年2009年は日本の文豪、松本清張や中島敦が誕生100周年を迎えた年です。2人はいずれも「朝鮮」を題材にした作品を発表しているのですが、そもそも日本文学のなかには、日本の植民地政策そのものや、被害当事者である朝鮮人をテーマにした作品が少なくありません。作家たちは何を考えて「朝鮮」を描いたのでしょうか?そしてどのような作品があるのでしょうか?
一方では、在日朝鮮人が置かれた差別的な境遇はおかしいと、日本社会と真摯に向き合うなかで生まれた良書もあります。―1970年代の、ある本棚を除いてみました。
- 戦後文学が描いた朝鮮―1945年~1970年代 磯貝治良
- 松本清張の信念と朝鮮への眼差し 卞宰洙
- 中島敦と朝鮮 李英哲
- 在日朝鮮人に向き合った本たち
- 編集部の本棚から
- スペシャルエッセイ 沖縄に生きる 目取真俊
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