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ウリハッキョ

思いやりあふれる家族のようなウリハッキョ/おいでよウリハッキョvol.10 四国朝鮮初中級学校

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愛媛県松山市にある四国朝鮮初中級学校は現在、児童・生徒数16人。複式学級を取り入れ、5つのクラスで児童・生徒が学ぶ。パワフルな若手教員たちと児童・生徒たちの信頼も厚く、「家族」と変わらない絆がある。人数は少ないが、他では見られない強みが次々と見えてくる。

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△今月のハッキョ
四国朝鮮初中級学校

歴史:1945年11月、愛媛県各地に朝鮮語教室が開設。47年7月4日、松山市築山町に松山朝鮮人学校創立。48年、松山2校、新居浜2校が私立学校認可。49年の強制閉鎖後、移動式教室として維持され、52年4月に中級部を併設し「松山朝鮮人小中学校」に。54年4月24日、松山市小坂町の新校舎に移転。59年4月~60年、寄宿舎生68人受け入れ(生徒数156人)。64年11月、現在の場所である松山市南斎院町に四国朝鮮初中級学校創立。69年、各種学校認可。1989~90年、学校創立45周年を記念し、校舎、寄宿舎全修築。1998年、愛媛県から補助金(国際交流費)が交付(※全国で最も遅い)。

データ:李一烈校長/児童・生徒:16人/学区:四国4県
〒791-8032 愛媛県松山市南斎院町乙50-22
Tel:089-922-4455

△低学年クラス
重度の障がいを持ち車椅子で生活する李清晄さん(初3、写真中央)が登校すると、幸せそうな表情で李さんの手を握り声をかける、高砦邦さん(初1、写真左)、高美稀さん(初2、右)、高晞鈴さん(初3、上)。4人は、ひとつのクラス“低学年クラス”で学ぶクラスメイトだ。他の学年の児童・生徒、教員たちも、「チョンファン、アンニョン!」と温かく声をかける。1学期の終業式の日、一人ひとり成績証をもらった。訪問療育を受けたりリハビリに励む李さんは、月に3回の登校で皆勤賞がもらえるが、なんと1学期は体調を崩さず21回も登校。クラスみんなで喜んだ。
李さんのオモニ、徐慶禧さんは、友だちとのふれあいで李さんの反応が本当によくなったと話す。同時に、同校の子どもたちの心の成長も感じ取っている。「ハッキョの子どもたちの視野が広がるきっかけになれば嬉しい」。

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△対談
ここにしかない魅力を、プラスの力に
李一烈さん(60、左)×李成基さん(44)

四国朝鮮初中級学校の保護者で同校卒業生でもある李成基さんと、他県の教員生活を経て今年から同校の校長として働く李一烈さんに、同校の魅力や今後の課題などを話してもらった。一烈さんは、成基さんが広島朝鮮中高級学校(当時)の高級部に通っていた頃の担任の先生だ。

プロフィール:
り・いるりょる●大阪朝鮮高級学校、朝鮮大学校文学部(当時)を卒業。広島朝鮮中高級学校(当時)、大阪朝鮮高級学校、東大阪朝鮮中級学校などで教員生活を送り、今年、同校校長に就任した。
り・そんぎ●四国朝鮮初中級学校、広島朝鮮中高級学校(当時)、朝鮮大学校政治経済学部を卒業。16年間寮生活をしながら学んだ。現在同校の保護者であり、クラブ後援会会長、教育会理事、愛媛県青商会会長を務める。


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