先週の日曜日に、朝鮮大学校の研究院生である美術科の後輩が、
個展を開いたということで、朝鮮大学校まで足を運んできました。

今回、個展を開いた後輩は今年で研究院を修了します。
今年、美術科の卒業生は2年生9人と、研究院5人の計14人です。

先月も、同じ研究院生である後輩の個展を見に行って、
（一応）先輩として、作品の感想とアドバイスを伝えました。

現役の学生たちが描いた作品は、粗削りですが彼らなりの個性はもちろんのこと、
なによりも自身の主張がはっきりと出ていて、見ているこっちも「いいな」と思うような作品も時にはあり、
自分も制作活動したいなあ。という気持ちにさせてくれます。

そうした学生たちの直球な表現が具現化された作品を見ていると、
自分も学生のころにもっとたくさん展示をしていたらな…、あの頃無駄な時間をただ過ごしていたな…
いつもそうした過去への自分の行動ひとつひとつに対するちょっとした後悔と羨望が生まれます。

ほんの数年前のことなのにもう「あの頃は…」が口癖になっています。
今年で卒業する後輩たちが今後どのような形で在日朝鮮人美術に携わっていくのかを考えると楽しみです。

それにしても、本当に時が経つのは早い…私も今年で2〇歳。お肌の曲がり角、です。（麗）