風の谷幼稚園
広告
1月末、川崎市麻生区の風の谷幼稚園に取材に出かけた。朝鮮舞踊をぜひとも子どもたちに見せたい―。天野優子園長のたっての希望で金剛山歌劇団の若手が招かれたのだ。
駅を降りて歩くこと15分。山の中にある幼稚園に足を踏み入れると「メー」と山羊が出迎えてくれた。園児と保護者250人が注目する中、チャンセナプの演奏やチャンゴの舞が披露され、着ぐるみのライオンやアンパンマンマーチに盛り上がる子どもたち。一番会場が沸いたのはサンモが描く円をヒョイと潜る遊びで、男性舞踊手が倒れてしまわないかと心配になるほど、沢山の園児たちが列をなして順番待ちしていた。
川崎フロンターレの感謝祭で朝鮮舞踊を見て惚れ込んでしまったという天野園長。幼い頃から異文化を体験させてあげたいと、朝鮮文化との出会いに一番喜んでらした。
自然に囲まれた風の谷幼稚園は畑も広く野菜作りもするそうだ。つい最近は干し柿を取り入れたばかりとのこと、お土産にダイコンの沢庵もいただいた。
卒園児にも見せたいとのことで次回の公演も決まったという。
「いいものはいいですもん!」と園長は話されていたが、ホントにそうだ。
いつまでも直感や感性を大事にしたいものです。(瑛)
本題と無関係ですが
「風の谷幼稚園」…このネーミング、やっぱあのアニメなんですかね。そうでないとしても、なんともステキな名前です。