豚肉ときのこの厚揚げあんかけ

材料（2人前）

【作り方】

• キノコ類と豚肉は食べやすい大きさに切る。パプリカは千切りに、タマネギはみじん切りに、万能ネギは小口切りにする。片栗粉を大さじ1の水で溶いておく。
• 鍋に分量の水を熱し、豚肉に火を通す。肉の色が変わったら、キノコ3種を加えて中火で1、2分、火を通す。砂糖、しょうゆ、みりんを加えて2分ほど煮込む。最後にパプリカとショウガを入れて火を止める。
• フライパンを中火に熱し、厚揚げ豆腐を焼いて両面をカリっとさせる。焼けたら、厚揚げを食べやすい大きさに切る。
• ②の鍋を温め全体に火を通した後、溶いた片栗粉を少しずつ流し入れ、混ぜながらなじませ、30秒ほど火を通す。片栗粉の量は好みで調整する。
• お皿に厚揚げ豆腐をのせて、④をかける。タマネギと万能ネギを盛りつけ、ブラックペッパーをかけたらできあがり。
  ※溶いた片栗粉はダマにならないよう、少しずつ流し入れ、よく混ぜる

この料理に合う日本酒は
「ひやおろし」

日本酒は四季折々の楽しみ方がありますが、秋の日本酒といえば、ひやおろしです。日本酒は、発酵を止め、風味を悪くする微生物を殺菌し、香味を保つために「火入れ」を二度行いますが、ひやおろしは、春先に一度だけ「火入れ」し、秋まで熟成させます。「冷や」のまま「卸す」ので、ひやおろしと名付けられました。
ひやおろしは、長く熟成させている分、芳醇な味わいを楽しめます。生酒とは違い、香りも強く秋の味覚を楽しめます。

作ってくれた人 南作生さん

1974年生まれ。長野県出身。池袋の横町・美久仁通りにある和食屋「ゆたか家」の店主。2017年にオープンした「ゆたか家」は、厳選された日本酒と創作和食を楽しめる静かなお店。特製だし巻き玉子をはじめ、店主の南作生さん（48）が季節の素材を使った手料理でもてなしてくれる。

〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-23-5
（JR池袋駅東口から徒歩5分、美久仁小路内）
17:00～24:00（月～土／日曜定休）