どんぐりムㇰの和え物 도토리묵 무침
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묵(ムㇰ)とは朝鮮の健康食品で、どんぐりや緑豆、そばからデンプン質を抽出して煮詰めたものを冷やし、固めたものをいいます。どんぐりのムㇰには少々えぐみがあるので、ヤンニョムジャンをアレンジしたものやピーナッツ、生野菜などを加え食べやすく仕上げてみました。
レシピ表記
- 少々:一般的に、親指と人差し指の2本でつまむくらい(約1g)の量を指す。液体なら1、2滴分にあたる。
- 少量:親指と人差し指と中指の3本でつまむくらい(約2g)の量を指す。ひとつまみともいう。液体ならさっとかける程度。
- 適量:適度な量を加減して入れること。
- 適宜:必ず入れる必要はなく、その時の状態に応じて必要であれば入れること。
- ※粉トウガラシには粗挽きと細挽きがあるが、「粉トウガラシ(細挽き)」と表記する以外はすべて粗挽きを使用するものとする。
材料(2人分)
どんぐりのムㇰ | 1/2パック ※ネット通販や専門の食材店で購入できます |
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牛肉(薄切り) | 30g |
干しシイタケ(水で戻したもの) | 1枚 |
長ネギ(粗みじん切り) | 大さじ1 |
ニンジン(粗みじん切り) | 大さじ1 |
赤パプリカ(粗みじん切り) | 大さじ1 |
玉ネギ(粗みじん切り) | 大さじ1 |
青トウガラシ(粗みじん切り) | 大さじ2 ※牛肉や干ししいたけ、野菜類の粗みじん切りは、 なるべく大きさを揃えましょう |
キュウリ | 1/2本 |
グリーンリーフ | 1枚 |
プチトマト | 1個 |
ピーナッツ(粗みじん切り) | 適量 |
焼きのり | 適量 |
醤油 | 大さじ4 |
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粉トウガラシ | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1と 1/2 |
すりおろしリンゴ | 大さじ2 |
おろしニンニク | 小さじ1 |
ゴマ油 | 大さじ1 |
炒りゴマ | 小さじ1 |
【B】
醤油 | 小さじ1 |
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砂糖 | 小さじ1 |
黒コショウ | 少々 |
作り方
- Aの材料をよく混ぜ合わせ、ヤンニョムジャンのベースになるものを作る。
- 牛肉薄切りとシイタケは粗みじん切りにしBを加えよく揉みこむ。熱したフライパンに少量のサラダ油(分量外)を入れ、焦がさないように中火で炒める。
- パックの跡が残らないように、ムㇰのまわりを薄く切り落とす。これを半分の厚さにスライスし、縦長に4等分する。
- キュウリは薄く細い千切りに、グリーンリーフは食べやすく縦3等分、横1㎝幅に切る。プチトマトも小さく刻む。
- 器にグリーンリーフを敷き、切ったムクとキュウリ、プチトマトをのせる。具材全体にピーナッツをまぶす。
- 1のヤンニョムジャンに2と長ネギ、ニンジン、赤パプリカ、玉ネギ、青トウガラシの粗みじん切りも加え、よく混ぜ合わせる。
- 5に6のヤンニョムジャンと、ちぎった焼きのりを添えたら完成。食べる時にヤンニョムジャンをかけて軽く和え、焼きのりをまぶしていただく。
作り方1の段階で野菜を混ぜて時間をおくとしんなりしてしまいます。食感を生かすため、この工程は食べる直前に行いましょう
教えてくれた人 高仁淑こ・いんすくさん●1961年、東京都生まれ。東京朝鮮第1初中級学校、日本の高校を経て明治大学を卒業。(株)リクルートに入社、情報誌の広告営業に携わり、結婚後は家事に専念する。趙善玉料理研究院で韓国料理基礎全課程を修了、認定講師の資格有。その他、テーブルコーディネートをはじめとする各種資格や共著での出版、各大会での受賞経験多数。現在は料理教室や料理イベントなどで講師を務める