同世代の同胞へエールを込めて
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在日3、4世のポートレート
雑誌『セセデ』で2011年から2年間表紙を担当し、若い世代の同胞のポートレートを写真に収めてきました。大学生や高校生、ウリハッキョのソンセンニムなどなど、同世代の同胞たちとの出会いは自分にとって新鮮でした。目標に向かってがんばっている人、やりたいことが見つからずもがいている人…。さまざまな環境で生きる自分と同世代の同胞たちの、つくった表情ではなく日常的に見せているリアルな表情をとらえたいと思いました。
金壮龍(キム・ジャンリョン)
1984年、兵庫県生まれ。神戸朝鮮高級学校卒業。大阪ビジュアルアーツ専門学校卒業後、レンタルスタジオに入社し、05年フリーカメラマン吉田裕之氏に師事。08年に独立し、現在はフリーカメラマンとしてファッション誌、グラビア誌を中心に活躍中。