往復書簡2012~第2部―vol.3
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往復書簡2012~第2部―vol.3
在日朝鮮人の民族教育権を考える
金順愛 ●NPO法人コリアンネットあいち事務局長
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李春熙 ●弁護士
「当事者」になる覚悟で守る、教育権
金順愛
李春煕さんへ
私たちの教育権は、私たちにあります。私たちが議論し、私たちが考え、私たちが決めるものです。この当たり前のことがなぜできないのでしょう…。
「肖像画は掲げるべきか降ろすべきか」「修学旅行はウリナラへ行くべきかどうか」・・・。
異国における集団的権利としての「民族教育」
李春熙
金順愛さんへ
金順愛さんからの提案、どれも魅力的なものだと思います。もっともっと議論して、実現に向けて取り組んでいきたいです。このような取り組みって、拉致問題について教え込むことより、よほど子どもたちにとって必要なものですよね。私たちの教育は私たちが議論して私たちが決める、まさしくそのとおりだと思います。