金曜行動600回、12月19日に刻む
広告

文部科学省前で続く金曜行動が、12月12日に600回を迎えます。この節目を刻む記念行動が12月19日(金)15時半から、東京・虎ノ門駅の文科省前で行われます。
無償化差別を直接に受けた朝鮮大学生が始めた金曜行動は、雨の日も、冷たい風が頬を打つ日も続けられてきました。
思い出すのは無償化裁判の原告となった朝鮮高校生たち。司法が朝高生を負かした敗訴の日も、日本各地の朝鮮高校生、朝大生の怒りと差別に立ち向かう言葉に何度も突き動かされてきました。その後ろに立つオモニたち、日本の市民たちの言葉にも。
どこかで金曜行動のことを聞きつけ、少し離れた場所で朝高生たちの訴えを聞いていた日本の女子高校生がいました。道越しの路上で子どもたちをさらに傷つけるヘイト主義者を取材していた心ある記者たちの姿も目に浮かびます。
韓国の市民たちも、この場に来て、思いを重ねてくれました。怒りをぶつけつつ、時には学生たちと歌って踊って、変わらないこの社会への怒りを吹き飛ばしてくれました。
金曜行動は出会いの場所、明日への勇気をもらった場所、次に何をするべきかを考えさせてくれた場所です。
今は、子どもたちを矢面に立たせてはならないと、日本の市民、同胞たちが毎週、この場を守ってくれています。
私も600回を刻む日、友人たちと子どもたちの権利を文科省の人たちに訴えたいと思います。
600回という数字を、これ以上重ねてはならないという思いを込めて。(瑛)








