先月、朝鮮新報が創刊80周年を迎えた。

朝鮮新報の発行元である朝鮮新報社は、本誌イオの発行元でもあるため、私を含めた本誌編集部員も記念式典や祝賀宴など一連の行事の準備に携わり、参加もした。

朝鮮新報は創刊80周年の節目に際してさまざまな取り組みを行っているが、同紙平壌支局の公式Instagramの開設もそのうちの一つ。平壌支局公式Instagramアカウントは11月１日に開設された。

インスタアカウントの開設を告知する同紙電子版の記事（1日付）では、「朝鮮国内で開催されるイベントや市民の暮らしのようす、人気スポット、新商品など、現地発ならではの最新情報をリアルタイムで発信していきます」としている。

さっそくフォローしてみたのだが、平壌の黎明通りにあるキジ料理専門店や、国内で普及が進む銀行ATM、デコレーションケーキやフラワーアートなど興味を引くような投稿が多数あった。

筆者は2000年代初頭から10年ほど朝鮮新報の朝鮮民主主義人民共和国関連の報道に携わり、支局勤務も何度かしたが、当時のことを思い返すと、現地の情報をSNSを通じてリアルタイムで発信する今とは隔世の感がある。

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https://www.instagram.com/chosonsinbo_pyongyang/