東北朝鮮学校の設備更新クラファンにご協力を
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今年、創立60周年を迎える東北朝鮮初中級学校(宮城県仙台市)が子どもたちにより良い学習環境を届けることを目的にクラウドファンディングを実施中だ。
東北朝鮮初中級学校60周年記念事業実行委員会が「未来へつなぐ学び舎の灯をともすプロジェクト」と題して行っている。内容は、校内にある全ての照明約430本をLEDへ切り替える費用を募るというもの。
https://readyfor.jp/projects/tohokukoreanschool
東北朝鮮初中級学校では現在、14人の児童・生徒が学んでいる。
同校はこれまで、2011年3月の東日本大震災での被災や、行政からの補助金を打ち切られるなどさまざまな困難に直面してきた。そのような中でも、地域の人々や卒業生らの善意に支えられながら運営を続けてきた。
財政的に厳しい状況の中、現在校内で使用している蛍光灯が2027年には水銀規制により製造・輸入禁止となるため、新たな照明の確保が差し迫った課題となっているという。
目標金額は285万円。支援募集は9月30日(火)の23時までとなっている。本日午前9時の時点で、集まった金額は目標の71%に達している。
東北朝鮮初中級学校60周年記念事業実行委員会は今回のプロジェクトについて、「単なる設備更新ではなく、『灯を消さない』という強い決意」だとしている。
募集期限まであと5日。一人でも多くの人々の支援をお願いしたい。
https://readyfor.jp/projects/tohokukoreanschool
(相)