月刊イオ5月号が完成しました!
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月刊イオ5月号が完成しました!
今月号の特集タイトルは「春だ!ここにもトンポトンネ」です。
「トンポトンネ(동포동네)」(地域同胞社会)は東京、大阪だけにあらず。春を迎えて、佐賀、和歌山、長野、群馬など日本各地に記者が足を延ばしました。
特集のはじまりは佐賀のトンポトンネです。続いて、「안녕! オリニたち」では、和歌山、奈良、群馬、茨城、長野の学齢前オリニとその家族を紹介しました。「羽ばたく未来の種」では、今年春から愛媛で朝青の活動家として社会人生活をスタートした金禮雅さんをはじめとする同胞青年たちを取り上げました。「これからも、この地で」では、和歌山の同胞社会と総聯長野・中信支部東北分会に密着。写真をふんだんに使いながら同胞たちの生き生きとした姿を見せます。最後に、「時代とともに」ではトンネとともに歩んできた各地の同胞たちに話を訊きました。
赤ちゃんから80代の高齢者まで、それぞれの場所で助け合い、支え合いながら暮らしを営む同胞老若男女の姿を伝えます!
特集のほか、今月号も企画が盛りだくさんです。
朝鮮半島と日本の歴史の中であまり知られていない興味深い話を紹介しています。豊臣秀吉による朝鮮侵略(壬辰倭乱、1592~93)で現地に派遣された「沙也可」という日本人武将が朝鮮側に降伏し、秀吉軍と戦い功を上げました。「沙也可」は後に朝鮮の姓を賜って「金忠善」となり、友鹿と呼ばれる地に骨をうずめました。「沙也可」の末裔を本誌記者が訪ねました。
3月20〜24日まで東京の品川区民ギャラリーで開催された第10回在日コリアン女性美術展「パラムピッ」(바람빛)も取り上げています。1994年に始まった展覧会は今年で節目の10回目を迎えました。また、総聯結成70周年、青商会結成30周年に際して京都府青商会が主催した大運動会「京都同胞大運動会2025」(3月30日)など、オススメ記事が盛りだくさんです。
連載「気になるニュース」では、パレスチナへ70回以上渡航歴がある小田切拓さん(ジャーナリスト)に、「パレスチナの今後」をテーマに寄稿いただきました。根本的な構造と今後起こりうることを理解し、これから私たちが何をすべきかを考える一助になるでしょう。
隔月掲載「ともに生きる」では、トランスジェンダーとして朝鮮学校に通った生徒とその家族を紹介しています。よりよい学校づくりを進めるために必読の内容となっています。
表紙は、和歌山朝鮮初中級学校(和歌山市)に通う子どもたちとアボジ(父)、オモニ(母)です。和歌山初中の敷地内で咲き誇る桜の木の下で撮影しました。
ぜひお手に取ってみてください!(哲)
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