シンポジウム「朝鮮半島の今を視る―『膠着』打開に向けて」11月16日
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11月16日(火)に行われる、朝鮮大学校(東京都小平市)創立65周年、朝鮮問題研究センター設立10周年記念国際シンポジウムのお知らせです。
2018年に実現した史上初の朝米シンガポール首脳会談、北南首脳による4.27板門店宣言と9・19平壌共同宣言は、対決と緊張の続いた朝鮮半島が、和解と平和に向かう歴史的転機となりました。
しかし、翌年にハノイで行われた朝米首脳会談は、世界の期待をよそに不調に終わり、その後、朝鮮半島情勢はこう着状態のまま、推移しています。
情勢好転の見通しが立たない中、朝鮮は今年1月に朝鮮労働党第8回大会を開き、「主体的力量」と「内的動力」の強化を通じて社会主義強国の新たな段階を切り開くという方針を打ちだしました。一方、外交面では米国を最大の主敵と見なし、「反帝共同闘争」を展開する路線に大きく舵を切りました。
任期の最終局面を迎える文在寅政権、バイデン政権下の米国、共産党創立100周年を迎えた中国、オリンピックを終えて新たな政局に突入した日本。
各国の思惑が交差する中、東アジアおよび朝鮮半島周辺の外交が動きだし、国家間の緊張がにわかに高まっています。
本シンポジウムでは、各国の内政とその延長戦としての外交政策を見極めながら、今日の朝鮮半島情勢を俯瞰しようと思います。(チラシから)
シンポジウムは、会場(100名限定)とオンラインの両方で行われます。
参加申し込みは11月13日(土)まで。
■シンポジウム対決から平和へpart3「朝鮮半島の今を視る―『膠着』打開に向けて」
■日時:2021年11月16日(火) 14:00~17:30
朝鮮大学校朝鮮問題研究センター(KUCKS)
担当:金、李