イオ8月号の特集は「朝鮮学校、みえてますか？」。
久しぶりの朝鮮学校の特集です。

今年の春、子どもが朝鮮学校に入学しました。
もうすぐ１学期が終わりますが、日々、朝鮮語を習ってきては、
ウリマルを口ずさむ子どもをみて、新鮮さを感じます。

特にうちの子どもは歌がすきなようで、
ウリマルを馴染みやすくするために
きっと取り入れているであろう歌を、
家でも繰り返し歌っていました。

ソンセンニム（先生）に聞くと
やはり学校でも同じようで、
入学当初、一時授業中、逃亡した我が子に聞こえるよう
教室で大声で皆が歌を歌っていたところ、
他のソンセンニムが子の様子を見に行くと、
廊下の隅っこで隠れながらもしっかり歌は歌っていたそう。

その様子を教えてくれた担任の先生と
やはり歌の力は偉大ですねと、笑いながら話し合いました。

うちの子どもを見ると、
ひとつひとつの朝鮮語を本当に楽しみながら学んでいて、
家で自慢げに、「このウリマル知ってる？　じゃあこれは？」など
笑顔で話す子どもをみて、入学前の不安は吹き飛び、
安心したとともに、うれしく思いました。

さて、イオの特集では

神奈川ハッキョの校長先生と保護者の方の対談、
初級部1年生の授業の様子とコラム、
朝鮮学校の社会科教育のいまの紹介、
茨城初中高のビジネスコースの紹介、
朝鮮学校がそこにある意味を卒業生、現役朝高生に聞いたルポと、
盛りだくさんです！

今回特集デザインは（麗）さんが自身のイラストも盛り込みながら、
仕上げてくれました。

ぜひ、いまの朝鮮学校をイオ8月号から垣間見てください。（愛）