ブログ 日刊イオ

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入学式

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 4月上旬、各地の朝鮮学校で入学式が行われました。

 下の2人が通う学校の入学式に行くと、新しい校長先生が!

 また、東北地方で教員を3年勤めあげて母校に帰ってきた先生や、朝鮮大学校を卒業したフレッシュな先生方の姿がまぶしく映りました。

 今年は、2歳児の入園が例年より多かったのですが、なんとオーストラリアの親御さんの姿も見えました。幼稚園の間だけでも母親の母語に触れさせたいという思いからでしょうか。よく考えると、最近は海外で働くコリアンが多いので、国際結婚カップルも増えてくるのでしょうか。ダブルのルーツを持つ人たちが、ウリハッキョを選択してくれたことが嬉しくもありました。

 今朝、朝食をとっていると、子どもたちが全校生の児童数を数えていました。今年度は最高学年の6年生が二桁で人数が多いのですが、「来年はどうなるんだ?!」「日本学校へ転校した子もいるし…」と、子どもの数が少しずつ減っていることを、子どもなりに憂慮しているのです。数年前からサッカー部もチームを組むことが難しくなり、都内の他校とチームを組むようになりました。

 最近、読者の方々から送られてくる読者カードには、生徒数が減っていることを憂慮する書き込みが増えています。とくに地方の方々に多く、学校自体が存続できるかどうかを真剣に悩んでおられます。

 一方、各学校のフェイスブックページなどを見ていると、少ない人数のなかでも踏ん張っている様子が見えてきます。どれも現実ですが、子どもや先生、保護者の皆さんが安心して通えるような環境作りが待ったなしの課題だと感じています。これらの課題は短期、中期、長期と計画性を持って進めていくべきでしょう。大きなパワーが必要だと感じます。

 この4月で高校無償化から朝鮮学校が排除されて10年目に突入しました。

 高校無償化制度は、朝鮮高校の授業料だけが「無償化」になるのではなく、日本の公私立学校、専修学校、外国人学校など、「すべての人の学び」を対象にした制度です。日本政府は、高校無償化制度の趣旨を無視し、朝鮮学校生徒たちの学ぶ権利を奪い、在日コリアンが納税の義務を果たしているにも関わらず、教育費の還元をしていません。この状態が改善されないことに怒りがおさまらない春でもあります。

 今日は金曜日。東京・虎ノ門の文部科学省前で金曜行動が行われます。

 子どもたちの未来のため、あきらめず、くさらず、前へ進んでいこうと思います。(瑛)
※写真は東大阪朝鮮初級学校のフェイスブックページから

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