朝鮮宮廷料理
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先週末、とある料理教室の取材をさせていただきました。
テーマはずばり、
「チャングムの誓い」で見たような
「朝鮮宮廷料理」!
もう、なんだか
ふだん慣れ親しんでる朝鮮料理とは全然ちがって、
目からウロコ状態でした!
まず、見た目。
そして味わい。
やっぱり王様が食べていた料理だからですかね。
手間も相当かかってる。
教室が始まる何時間も前から、
講師のAさんは1人手際よく準備をしてらっしゃいました。
で、生徒さんも加わり
セクション別に手分けして調理。
この日の献立は、
タラのチョンゴル(鍋です。豪華!)、
カボチャ粥(とろりとした舌触りが最高!)、
ゴボウキムチ(手製のアジの塩辛の風味が濃厚!)、
鯛のタレ焼き(揚げて、タレをぬって再度焼く)…などでした。
余談ですが、私ははじめて
「かつら剥き」というものを知りました。
飾り用にキュウリの皮のみを使って、
緑を引き立たせる小技には
惚れ惚れするほど。
その中でも私が気に入ったのは、
食後に出た「ナツメ茶」です。
これは干しナツメとショウガを
弱火にことことかけて煮出した、
とてもシンプルなもの。
冷ましたものを飲んだんですが、
期待以上に飲みやすくて本当に驚きました。
一緒に添えてあったナツメの砂糖漬けもおいしかったです。
料理と一緒に、
Aさんがそれぞれの食材の効能を
話してくれたのもまた良かったです。
味はもちろん体にも美味しく、
すごく贅沢な思いをさせていただきました!
改めて朝鮮料理の奥深さ、
先人の英知を、
Aさんの料理を通じて感じることができました。
そして近いうちに、
干しナツメを買いに
新大久保あたりに出没したいと思います。
※写真はタラのチョンゴルの制作過程です。(里)