取材で初めて四国に
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今回まわったのは、愛媛県と香川県(写真は松山市街、黒っぽいのは「坊ちゃん列車」の後ろ姿)。
正直、行ったことのない場所で自分自身かなり緊張してましたが、本当にあたたかくしてくださったトンポの方たちのおかげで無事に取材ができました。コマッスムニダ。
下は1歳児から、上は70代まで、両県のたくさんのトンポたちに会って、多くのことを感じ、学ぶことができました。
少子化や経済悪化といった大きな波は、愛媛と香川のトンポ社会にも立ちはだかっていました。
特に、四国に1校しかないウリハッキョをめぐって、子どもに民族教育を受けさせたいけれども、学生数が少なすぎる現状を前に、わが子を通わせることをためらい、それがさらに学校の縮小をまねいている話には、はがゆさも感じました。
一方、このままじゃいけないと、それぞれの明日を模索しているトンポの姿もたしかにありました。
「みんなバラバラじゃつまらん」
ある人が言っていたシンプルな言葉に、これからの可能性を強く感じました。
市街で偶然目にしたキャッチフレーズ、「みんなおるけん、大丈夫やしっ!」
トンポ社会もきっとそう、そこにトンポがいるかぎり、まだまだ頑張れることがたくさんある、そう勇気づけられるような思いでした。(里)