月刊イオ10月号が完成しました!
広告
月刊イオ10月号が完成しました。
特集は「生成AI時代の実践」です。
チャットGPTに代表される生成AIは急速に進化を続け、 人々の生活や社会のあり方を大きく変えつつあります。 生成AIの活用は私たち在日同胞にとっても身近な関心事です。 本特集では、生成AIの基礎知識から、個人や企業単位での活用例、 未来への展望までを取り上げます。生成AI時代にどう向き合うか——本特集をヒントに、ともに考えてみませんか。
「知っておきたい! 生成AI基礎知識」では、株式会社ビズリンクCTOの呂和道さんの監修のもと、生成AIに関する基本のキとなる情報や活用においてためになる情報を編集部記者がまとめました。
「ルポ・同胞たちの生成AI活用」では、仕事や生活のシーンにおける生成AIの活用事例を取材しました。
さらに、「機会の格差をなくす」ことをビジョンに掲げながら、メイン事業の人材マッチングとともに、AI関連の事業を新たに展開する株式会社ビズリンクに密着。AIを活用する社員の一日と、現場を支える仕組みやリスク、さらには代表取締役が語るAIとの共存ビジョンまで、AI時代の働き方のヒントを探りました。
特集のほかにも、関東大震災朝鮮人虐殺から102年に際して行われた東京での追悼式のレポート、ハンセン病療養所の患者や回復者を約20年間撮り続けた在日朝鮮人2世の写真家・趙根在さんを語る会のレポート、在日本朝鮮人医学協会がバックアップし、各地の朝鮮学校教員たちが児童・生徒たちに必要な支援を提供するための知識と方法を習得するために行われた「2025年度中央教育研究会学生支援分科夏期講習」(8月)の記事、山梨・甲府のブックカフェ「本と珈琲 カピバラ」に記者が訪れたルポタージュを掲載しています。
日本の朝鮮植民地支配期の1942年、山口県宇部市の長生炭鉱で起きた水没事故。8月25と26日、炭鉱跡から水没事故犠牲者のものと思われる人骨が発見されたことを受け、現時点で判明していることを細述した記事、朝鮮新報平壌支局が聞き取りした朝鮮民主主義人民共和国の被害者遺族の証言も必読です。
広島、長崎への原爆投下から80年。支援の枠組から唯一、放置されている在朝被爆者問題の現状と課題について、長年活動に取り組んできた支援者に話を聞いたほか、在朝被爆者の証言も掲載しています。
また、浮島丸爆沈80年に際して、地元で長年活動に取り組む市民団体「浮島丸殉難者を追悼する会」の品田茂会長に寄稿いただいたほか、米国に暮らす金里砂さんにいま、ニューヨークに暮らしながら感じることについて綴っていただきました。
今月号から新連載が始まります。
連載「高麗・李朝の陶磁器に魅せられて」では、康永洙さん(朝鮮大学校歴史地理学部卒)に、「東洋陶磁美術館所蔵〈安宅コレクション〉鑑賞の手引き」と題して、高麗青磁の特徴とその魅力について綴っていただきました。
表紙は、株式会社ビズリンクのエグゼクティブマネージャーとして、同社のAI関連事業を牽引する李正成さんです。李さんは東京朝鮮中高級学校を卒業。芝浦工業大学を経て2014年にキャリアをスタート。「変わり続ける」という信念を胸に、挑戦と変化の日々を送っています。(撮影:康哲誠)
※今月号の表紙背景は生成AIを活用し加工しました。
本誌の定期購読はこちらから。
Amazonでは1冊からご購入いただけます。(哲)