天気に関する会話
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12月号は天気に関する表現を学びます。ちなみに天気予報は朝鮮語で「일기예보」といいます。「천기예보」と直訳しないように気をつけましょう。
요즘 일교차가 크니까 건강 잃지 않도록 조심해요.
(最近気温差が大きいので、健康に気をつけてください)
気温差のことを朝鮮語で「일교차」といいます。後半部はもっと単純に「감기 조심하세요.(風邪に気をつけてください)」などでもいいでしょう。
제가 추위를 많이 타는 편이에요.
(私は寒がりなんですよ)
「추위를 타다」で寒がりという意味になります。ちなみに暑がりは「더위를 타다」です。また「더위를 먹다」で夏バテするという意味になります。
날씨가 풀리면 등산을 가요.
(暖かくなったら登山に行きましょう)
「날씨가 풀리다」で、寒さが和らぐ、暖かくなるという意味になります。また登山に行くという際、助詞に気をつけましょう。動作性名詞(려행、쇼핑など)の場合は「-에」ではなく「-을/를」を使います。
コラム●「涼しさ」と「寒さ」を表す表現
「날씨가 풀리다」は暑さが和らぐ、涼しくなるという意味では使いません。その場合は「선선해지다」「시원해지다」を使いますが、前者は秋になって涼しくなったときに使うのに対し、後者は気温・温度のみならず気分に対しても使えます。例:「성격이 시원하다(性格が爽やかだ)」「속이 시원하다(胸がスッキリする)」など。
そして肌寒い場合は「쌀쌀하다」を使い、ひどく強い風が吹く場合には刃物を表す「칼」を使って「칼바람이 불다」ともいいます。
筆者:金泰植
きむ・てしく●1980年生まれ。茨城朝鮮初中高級学校、朝鮮大学校外国語学部卒業。九州大学博士課程修了(比較社会文化)。現在、早稲田大学で客員次席研究員をしながら津田塾大学、聖心女子大学などで朝鮮語を教える。NHK出版の『ハングル練習帳』に連載や、K Village Tokyoのテキストなどを執筆。