残るは2頭
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和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が、以前パンダを飼育していた施設で新たにレッサーパンダの展示を始めるとの記事を見かけた。6月28日に同園のパンダ4頭が中国に返還され、日本国内で飼育されるのは、東京・上野動物園の2頭のみとなった。和歌山出身の同僚が「和歌山からパンダがいなくなるなんて信じられない!」と嘆いていた…
中国返還が話題になる前の春頃に、たまたま上野動物園に行き、パンダのシャオシャオを観たのを思い出した。その人気は絶大でシャオシャオとレイレイはそれぞれ2舎に分かれて展示されていて、どちらか一頭を見学できるのだが、シャオシャオだけでも見るのに1時間ほど並んだ。
見学時間は1分、スタッフがカウントダウンし、時間になったら次のグループと入れ替えでどんどんさばいていた。1分間で、運が悪ければ笹の奥に隠れて姿が見えかったり、寝てる場合もあるそう。「姿が拝めるかどうかはパンダ次第です!」とスタッフがアナウンスしていた(笑)

遠くで笹を食べていたのが

なんと近寄ってきて

また笹を食べ始めた
「パンダって人間の庇護欲をかきたてる見た目してるよね」と友人が話していた。わかる。白黒の個性的な見た目は癒し効果抜群だ。
以前、父からパンダの朝鮮切手があると聞きネットで検索してみたところ、1991年にとても可愛い切手が販売されていていた。ウリナラでもやはりパンダは人気なのだろう。
上野動物園の2頭も来年2月に返還期限が迫っているそう。愛くるしい見た目で世界から愛されるパンダは中国にとって重要な外交ツールとなっている。
日本のパンダは0頭になってしまうのか!?今後の中国と日本との「パンダ外交」が気になる。(仙)